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スタックス・レコードのレジェンドたち:ディーニー・パーカー

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スタックス・レコードの伝説を築く手助けをしてきた偉大な人々を特集してきたuDiscoverのシリーズ最後の連載を飾るのは、ビッグなスターではないけれども、この有名なメンフィスのレーベルに半世紀以上も携わった女性である。

ディーニー・パーカーとスタックス・レコードとの関わりは、1963年に彼女がタレント・コンテストで受賞した時に始まり、その後、様々な形で役目を果たしてきた。一人前のアーティスト、ソングライター、そしてツアー・ミュージシャンとしての人生が自分に向いていないと決断した時には、一緒に育ってきたアーティストたちの広報を務めることを決めたことなどを語ってくれている。スタックスの活動初期のこと、また、彼女がいかに、今でも世界中で鳴り響く素晴らしい作品を誇る唯一無二の会社のスポークスウーマン、そしてリーダーとなったのかについて語ってくれる。

ディーニー・パーカーはスタックスを世界中で有名にしたアーティストたちとの個人的な友好関係についても話し、特にジョニー・テイラーやポップス・ステイプルズ、アルバート・キングといったスターたちへの愛着を明かす。また、メンフィスのイースト・マクレモア・アヴェニューにあったもともとのオフィスの場所に、会社の功績を記念して建てられたスタックス・アメリカン・ソウル博物館の設立についても説明している。

そこには、決して過ぎ去った時代を称賛する記念館ではなく、彼らの言葉で“次の世代の素晴らしきソウル・コミュニケーターを育てるため、伝えるために存在している” というスタックス・ミュージック・アカデミーもある。特に、1967年に行われた伝説のスタックス・ツアーのおかげで世界的に有名になった数々の曲を、2017年のインターナショナル・ツアーで生徒たちが披露し、彼らが世界中にスタックスの事を広く伝え続けているという点に満足感を得ているとディーニー・パーカーは語る。

ブッカー・T、スティーヴ・クロッパー、ウィリアム・ベル、エディ・フロイドを収録したこのスタックス・レジェンドのシリーズは、今回のディーニー・パーカーのミニ・ドキュメンタリーで完結する。ソウルズヴィル、USAへの愛に満ちた敬意を込めて。

Written by Paul Sexton


スタックス・レコードのレジェンドたちその1:ブッカー・T・ジョーンズ
スタックス・レコードのレジェンドたちその3:ウィリアム・ベル
■スタックス・レコードのレジェンドたちその4:エディ・フロイド


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