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クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル最後のアルバム『Mardi Gras』

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1972年春、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(以下CCR) の7枚目のスタジオ・アルバム『Mardi Gras』が全米アルバム・チャートに入った時、アメリカのロック史における大きなひとつの章がある意味終わったといえるだろう。そのアルバムが登場してから6か月以内に、CCRは解散するのだから。

レコーディングはその年の1月に行われた、最終章は、大成功をおさめ大きな影響を与えてきたキャリアを持つCCRの物語の中で、なにか不運で不幸な追記のようなものであった。彼らの1970年のミリオン・セラー・アルバム『Pendulum』に続くバンド内部での争いのあと、トム・フォガティがバンドを離れ、その兄弟であり、リード・ヴォーカル、ソングライティングを担うジョン・フォガティ、そしてベーシスト兼リズム・ギターのスチュ・クック、ドラマーのダグ・クリフォードの3人が残された。

このアルバムは、リッキー・ネルソンの1961年のヒット作であり、ジーン・ピット二ーによる楽曲「Hello Mary Lou」以外は3人の手によるものだった。その楽曲がチャートにラインインし、ラジオでかかっていた時、16歳のCCRの3人はロックン・ロールの育成期の一部にあったのだ。

CCR Sweet Hitch-Hiker

以前はバンドの主要ソング・ライターであったジョン・フォガティは『Mardi Gras』では3人のうちの一人としての貢献となり、それは、前作と比べると下回る評価と成功をもたらすことになった。「Lookin’ For A Reason」でジョン・フォガティはカントリー・モードであり、アルバムにかなり強いカントリー・ロックのテイストを持ち込んだ。

しかし、オーディエンスは、必然的に彼らが耳なじんだものでない、ジョン・フォガティーのはっきりとした嗄れ声をリード・ヴォーカルとしてフィーチャーしていない音を温かくは迎えなかった。1971年にシングルとしてリリースされた「Sweet Hitch-Hiker」は別として。この曲は、アメリカでTOP10ヒットとなり、アルバム『Mardi Gras』に収録されている。

アルバムは1972年4月29日に、全米アメリカ・チャート63位に入り、最高位12位まであがり、24週チャートにランクインし、ゴールド・ステイタスも獲得。しかし、同年10月までに、バンドは解散を発表する。その数週間後には、彼らは、ベスト・アルバム『Creedence Gold』でチャートにカム・バックする、この作品はアメリカだけで200万枚のセールスを達成した。


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