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マルーン5『V』:人気バンド5作目のアルバムにまつわる20の真実
10年以上ものキャリアを積み、世界的規模のヒットをいくつも発表してきたマルーン5(Maroon 5)。『V』のレコーディングを行う頃には自信は最高レベルに達していた。そんな人気アルバム『V』について、ファンなら知っておきたい『V』の20の真実を紹介しよう。
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1. 『V』の独特なジャケット・デザインは、韓国キョンギドの貯水池近くに立つ1.3メートルのネオン構造の写真である。
2. Facebookを通じてアルバムのティーザー・キャンペーンを行うにあたり、アートワークとトラックリストを少しずつ公表した。
3. 『V』のプロモーションとしてマルーン5は2014年9月11日にロンドンで行われたiTunesフェスティバルの一部であるアイコニックな会場ラウンドハウスでパフォーマンスを行った。
4. ファースト・シングル「Maps」のオフィシャル・リミックスにはビッグ・ショーンがフィーチャリングされていた。
5. 「It Was Always You」は当初プロモーション・シングルとしてだけリリースされたが、マルーン5の新作が発売されるとバズり、UKとアメリカの両方でチャート入りを果たした。
6. 2015年のグラミー賞では、グウェン・ステファニーとアダム・レヴィーンが『V』からのバラード「My Heart Is Open」を素晴らしいデュエットとして披露した。
7. 国によって『V』の様々なバージョンが発売された。日本バージョンでは「Maps」のPVが収録されたDVDが付属された。
8. オフィシャル・ファーストシングル「Maps」は、ワンリパブリックのライアン・テダーと共作した。
9. 「Sugar」はアメリカでトップ10入りを果たし、史上最も成功を収めたシングルの1枚となった。
10. 実際の結婚式にサプライズとして出演する正真正銘の登場シーンで、デヴィッド・ドブキンが撮影した「Sugar」のMVは話題となった。殆どの場合花嫁だけが知らされていなかったので、最も花嫁たちが驚いている。
11. 食肉処理場のインパクトのある映像のお陰で「Animals」のMVは物議を醸し、局によっては昼間の放映を禁止された。
12. 「Animals」のMVに出演した時、人気モデルのベハティ・プリンスルーはアダム・レヴィーンと結婚した直後だった。現在夫婦の間には二人の子供がいる。
13. 『V』のプロモーションとして行われた『The Maroon V Tour』は、2015年2月16日にテキサス州ダラスで始まり、世界ツアー中で121回ステージに立つことになった。8箇所目となる訪問地(南米)にたどり着く頃には翌年になっていた。
14. 発売と同時にビルボードのトップにランクインした『V』は、2007年の『It Won’t Be Soon Before Long』以降発売されたマルーン5のどの作品よりも成功を収めた作品と最終的になった。
15. 「Sugar」は圧倒的な成功を収め、2015年に行われたマルーン5のコンサートの殆どでアンコールに選曲された。
16. 『V』のリイシュー盤に「This Summer」が追加され、シングルとしてリリース。そのリリック、そしてロンドンでのコンサート前に着替えるアダム・レヴィーンの映像のお陰で、再びPVは物議を醸した。
17. 2015年のツアーで何度かニック・ジョナスとトーヴ・ローが前座を務めた。
18. 『V』のラスト・シングル「Feelings」のMVは制作されなかった。
19. 『V』のプロモーションツアーの最終日はペルーの首都リマで行われたが、なんとツアー開始から20ヶ月も経っていた。
20.『V』の驚異的で長期間続いた成功のお陰で、ビルボードの年末ランキングで3年連続ベストセラーに選ばれた。
Written By Mark Elliot
マルーン5『V』
2014年8月29日発売
CD / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
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