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元ワン・ダイレクションのゼイン、Mercury Recordsと契約。新曲のティザーを公開
マルチ・プラチナム・セラーのレコーディング・アーティスト、ソングライター、プロデューサー、そして慈善活動家として活躍する元ワン・ダイレクションのゼイン(ZAYN)がMercury Recordsと契約したことを明らかにした。
このニュースは、ゼインが昨日自身のインスタグラムの過去の投稿を削除して話題になったあとに報じられ、Mercury Recordsの社長のタイラー・アーノルドは次のようにコメントを寄せている。
「ゼインと会ってすぐに、一緒に仕事をするべきだと思いました。新曲に圧倒されましたが、それと同じくらい彼のビジョン、意欲、精神に感銘を受けました。彼と彼のチームがMercury Recordsに加わってくれたことを光栄に思います。私たちは彼の物語の次の章を共に語る素晴らしい機会を得ました」
ゼインはこの契約に合わせて、Mercury Recordsからリリースするシングルのティーザーを公開した。
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その摩天楼のようなヴォーカルと、ポップとR&Bのハイブリッド・スタイルで知られているゼインは、ワン・ダイレクションを脱退した後、2016年にソロ・デビュー・アルバム『Mind of Mine』を発売。このアルバムはUK男性ソロ・アーティストとして初めて、発売初週にUKとUSのアルバム・チャートで同時に1位を獲得した。
同アルバムのリード・シングル「PILLOWTALK」は世界68カ国で1位を獲得し、全米レコード協会からから5xプラチナ認定を受けた。このアルバムに続き、ゴールド認定を受けた『Icarus Falls』(2018年)、そして高い評価を受けた『Nobody Is Listening』(2021年)がリリースされている。
また、2022年にはジミ・ヘンドリックスの遺族に招かれ、ヘンドリックスの80歳の誕生日を記念して名曲「Angel」の新バージョンを制作している。
ゼインはこれまでに、ビルボード・ミュージック・アワード、アメリカン・ミュージック・アワード、MTVビデオ・ミュージック・アワード、ブリット・アワードなど、キャリアを通じて数々の賞賛を集めてきた。さらに音楽活動に加え、前向きな変化を求める声を上げ続けており、最近ではUKお首相に宛てた公開書簡で、貧困にあえぐ子どもたちのための無料給食プログラムの拡大を提唱している。
Written By Will Schube
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