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ビリー・アイリッシュがグラミー賞主要4部門を独占した後に語ったこと。受賞後記者会見のやりとりを掲載
日本時間2020年1月27日に行われた第62回グラミー賞で、ビリー・アイリッシュは年間最優秀楽曲賞、最優秀新人賞、年間最優秀アルバム賞、年間最優秀レコード賞の主要4部門を独占(他部門含めて5冠)。これは1981年、第23回のクリストファー・クロス以降39年ぶりの史上2度目、そして女性としては初、かつ史上最年少という記録となりました。
その受賞式の後、バックステージにて公式の記者会見が行われ、ビリー・アイリッシュとプロデューサーであり実の兄であるフィニアスが参加。そこでのやり取りの日本語訳を掲載します。
ビリー:まずは、どうもありがとうございます。ここにいることで今は気持ちがいっぱいですが、次のことを考えるとしたら…なんだろう…感じたことを思いのままにやっていくことが、私が次に進む道だと思います。(フィニアスに対して)何か他にある?
フィニアス:ううん。
インタビュアーから質問:(*質問者のマイク音声がなく質問が聞き取れませんでした)
フィニアス:いい質問ですね。
ビリー:(フィニアスに対して)答えていいよ。
フィニアス:僕が小さい頃、7歳から13歳の頃かな、聴きながら育った曲は僕の中で一生大切になる音楽になったと思うんです。だからもしその年代の子たちが僕たちのところに来て、僕たちの曲が好きだって言ってくれたら、彼らにとってそれがどんなに大きなことなのかが僕にはわかるし、そのことが僕らにはすごく重要です。僕らのファンが今日のことを嬉しく思っていてくれることを願っています、このグラミー賞は彼らのおかげですからね。
ビリー:そうだね。それと、このアルバムは自分たちが育った家のベッドルームで作って、マスタリングしたのも誰かの家でした。だから、本当になんだって可能だってことなんです。
インタビュアーから質問:ベッドルームで曲を作っているときはこんな賞を受賞するなんて考えてもいなかったとおっしゃっていましたが、いつ頃自分の作っている音楽が想像以上に大きくなっていることに気がつきましたか?
フィニアス:自分では気付きづらいと思います。作っている時は曲の部分部分に集中してますから。そして曲が完成した時には、ここはもっと良くできたのにって後悔することもありました。自分の近くにいる人の意見が一番大切だと思ってます。でもジェームズ・コーデンが僕らの曲を歌いながら踊っているのを見た時は、本当にみんながこの曲を知ってるんだ!すごいなって思いました。驚きでしたね。
ビリー:私は、インターネットでこの曲関連のジョークや投稿を見た時にマジかってなりました。
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