News
2月8日開催NFLスーパーボウルでのザ・ウィークンドのハーフタイムショーは完全生のパフォーマンスに
日本時間2月8日(月)午前8:00〜12:35にフロリダ州タンパで行われるNFLスーパーボウルのハーフタイムショーに出演するザ・ウィークンド(The Weeknd)のパフォーマンスが、事前収録ではなく完全な生放送で行われることが明らかになった。(日本ではNHK BS1、日テレジータス、DAZNなどで生中継)
<関連記事>
・過去の素晴らしいスーパー・ボウル・ハーフタイム・ショーTOP13
・『After Hours』は、いかにして「コロナ時代のサントラ」となったか?
ザ・ウィークンドこと、本名エイベル・テスファイは、第55回NFLスーパーボウルのメインインターバル中に行われる待望のハーフタイムショーに、ゲスト・パフォーマーとして出演する。
ハーフタイムショーのプロデューサーであるジェシー・コリンズは、米TV番組“Entertainment Tonight”の最新インタビューの中で、新型コロナウイルスのガイドラインに合わせて、事前収録する必要性があったかもしれないという懸念はありながらも、同イベントで予定している全てのショーは生パフォーマンスで披露されることを明言した。
「全てはあのスタジアムで、あの瞬間に起こっているのです。私たちは、以前にどこかで行われていたような、他のスタジアムから中継を繋いだりするつもりはありません。私たちは幸運にも、このような状況下において、生のライヴ・ショーを行うことができるのです。これは正真正銘のエンターテイメントでなければなりません。大掛かりなセットや、あの手この手の飛び道具を駆使するような派手な演出からは離れて、アーティストを特別な存在にするための核心に迫るつもりです」
また、今年のショーに期待すべきことについて、ジェシー・コリンズは次のように語っている。
「人々が思いもよらないようなことがショーの中でたくさん繰り広げられていくと思います。ただただ楽しんでいただけるでしょう。まさにパーフェクトです。私たちは昨年9月にこのショーの構想を練り始めたのですが、そこに込められたメッセージが本当にいいかたちになっていると思います。ザ・ウィークエンドがこのパフォーマンスで伝えたいメッセージに、ショーの世界観がうまく嵌ったんです。間違いなくとても特別なショーになるでしょう」
待望のスーパーボウルでのパフォーマンスに先駆けて、ザ・ウィークエンドは、フィジカルCDとダウンロードで入手可能なベスト盤『The Highlights』を2月7日にサプライズ・リリースすることを自身の公式サイトから発表した。
このベスト盤には、2015年の「Can’t Feel My Face」や「The Hills」、2018年の「Call Out My Name」など、自身のキャリアを象徴する人気曲の他、「Blinding Lights」や「Heartless」といった最近ヒットや、ダフト・パンクとの「I Feel It Coming」、「Pray for Me ft. ケンドリック・ラマー」、アリアナ・グランデとの「Love Me Harder」などのコラボ・シングルも多数収録されている。
Written By Tim Peacock
⋆2月8日午前11時30分追記:ハーフタイムショーの全編がYouTubeの公式チャンネルにて公開となった。*動画はこちら
ザ・ウィークエンド『The Highlights』
2020年2月5日発売
CD / iTunes / Apple Music / Spotify
- ザ・ウィークエンド アーティスト・ページ
- 過去の素晴らしいスーパー・ボウル・ハーフタイム・ショーTOP13
- ザ・ウィークエンドの20曲【全曲動画付】:頂点へと昇りつめた異端児
- 『After Hours』は、いかにして「コロナ時代のサントラ」となったか?
- ザ・ウィークエンド、全米1 位獲得。サンプリングされたエルトン・ジョンも絶賛
- ジュース・ワールドとザ・ウィークエンドとのコラボ曲「Smile」が配信
- ウィークエンド本人公認、「Blinding Lights」日本語カバーが話題に
- ザ・ウィークエンドの新曲「Blinding Lights」がベンツ初の電気自動車のCMに起用
- 2010年代世界の音楽シーン総まとめ:大きな変革の10年を9つの要素で振り返る
- ザ・ウィークエンド 関連記事