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NAACPイメージアワードで“プレジデント賞”を受賞したリアーナが捧げた感動のスピーチが動画で公開
リアーナが、2020年2月22日にカリフォルニア州パサデナで開催された第51回<NAACPイメージ・アワード>授賞式で“プレジデント賞”を受賞した。当日は米テレビ局BETから生放送された同授賞式で、リアーナが捧げた情熱的なスピーチの模様は下記よりご覧いただける。
「NAACPのスタッフや協会の方々、そして今日この場にお集まりの皆様、様々な皮膚の色の人々のために人生と努力を捧げている人物を讃えるこの授賞式をご自宅でご覧になっているこのコミュニティーに属する全ての皆様に感謝します。この場でのスピーチは極シンプルに留めたいと思っています。なぜなら今夜この授賞式では、私個人ではなく、私の行っていることの目的の方がより重要な意味をもっているからです。そうですよね? そのために私たちが力を合わせていくことが何より重要ですが、私自身はその目的にために小さな役割を果たしているだけであり、まだまだやらなければならないことはたくさんあります」
NAACPの公式サイトによると、“プレジデント賞”は、“特別な功績と際立った社会的貢献が認められた人物”を讃えるものとある。
バルバドス出身の歌姫で、起業家、活動家でもあるリアーナは、2012年に自身の祖父母の名を冠にした非営利団体“クララ・ライオネル基金”を設立し、世界中の画期的な教育現場と緊急時の準備やその対応プログラムに資金を提供している。
また、このクララ・ライオネル基金への資金を募るためにリアーナが主催しているチャリティ・ガラ“
「私が学んだことがあるとするならば、今抱えている問題を解決するためには、私たちが力を合わせなければならないということです。団結なくしては実現はできません。これは何度でも強調しておきたい。“それはあなたの問題であり、わたしのではない”とか、“それは女性の問題だ”とか、“それは黒人の問題だ”とか、“それは貧しい人の問題だ”などといった鈍感さを蔓延させてはならないのです」と授賞式のスピーチで熱く語ったリアーナは、出席者にこう問いかけた。「今この場にいる皆さんの中で、同僚やパートナー、友人が自分とは異なる人種や性別、信仰があるという方はどれくらいいらっしゃいますか?」。周囲を見渡した彼女はこう続けた。「皆さんが一緒に食事をする方々ですよね? そして皆さんのことが好き? ならばこれは一緒に向き合うべき問題なのです」
近年では、クララ・ライオネル基金を超えて、健康と教育のプログラミングを通じてマラウィの孤児を支援する「Raising Malawi」やユニセフとも仕事を共にするリアーナの博愛主義者としての慈善活動は、2017年にハーバード大学から“Humanitarian of the Year Award(年間人道主義者賞)”として讃えられている。
Written By Laura Stavropoulos
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