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タロン・エガートン主演のエルトン・ジョン伝記映画『Rocketman』の新たなオフィシャル・トレイラーが公開
エルトン・ジョンの輝かしいキャリアにおいて、ミュージシャンとしてブレイクするまでの初期の時代を描いた伝記映画『Rocketman』から新たなオフィシャル・トレイラーが公開された。以前にもお伝えした通り、デクスター・フレッチャーが監督を務め、タロン・エガートンがエルトン・ジョン役を、ジェイミー・ベルがエルトン・ジョンの長年の共作パートナーであるバーニー・トーピン役を演じる今作はイギリスで5月24日に、アメリカではその翌週に公開予定となっている(日本公開は今年秋予定)。
“実際のファンタジーに基づく”と打ち出されたこの映画では、ブライス・ダラス・ハワードがエルトンの母親役を演じ、ザ・ビートルズの再発プロジェクトでプロデューサーとして活躍することでも有名なジャイルズ・マーティンが音楽ディレクターを務める。その他、この映画の中に登場する実在の人物としては、リチャード・マッデン扮するエルトンのマネージャーのジョン・リード、スティーヴン・グレアム扮するレコード会社のボス、ディック・ジェームス、エルトン・ジョンが全米でのライヴ・デビューを飾ったロサンゼルスの老舗ライヴハウス、トルバドールの創設者であるダグ・ウェストン(テイト・ドノヴァン扮する)である。
主演のタロン・エガートンとエルトン・ジョンは、2017年のスパイ・アクション映画『キングスマン: ゴールデン・サークル』で共演したこともあり、コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、ハル・ベリーら豪華キャストが出演するこの映画に、エルトンは本人役で登場していた。またアニメーション映画『シング』ではエルトン・ジョンの楽曲「I’m Still Standing」をタロンが歌唱しているという縁もあった。
映画『Rocketman』の脚本を担当するのは、エルトンが音楽を担当したミュージカル『リトル・ダンサー』(原題:Billy Elliot)で共に舞台演出を手掛けた脚本家のリー・ホール。二人は、このミュージカルでドラマ・リーグ・アワードやアウター・クリティクス・サークル賞を受賞している。
一方エルトン・ジョンは、2018年9月から始まった3年間に及ぶキャリア最後のツアー<Farewell Yellow Brick Road tour>を継続。このツアーでは5大陸に亘って300公演以上を行う予定で、3月18日まで続く全米ツアー真っ只中の昨日から本日(2月22日)にかけては、ミネアポリスのターゲット・センターでコンサートが開催される。その後、5月1日のウィーン公演を皮切りに、ヨーロッパ・ツアーが始まり、2021年までには全ての日程を終える予定となっている。
Written by Paul Sexton
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