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スティーヴ・ヴァン・ザントが新作『Summer Of Sorcery』の制作秘話を明かすインタビュー映像公開

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リトル・スティーヴン&ザ・ディサイプルズ・オブ・ソウルのニュー・アルバム『Summer Of Sorcery』がユニバーサル ミュージック エンタープライズ傘下のWicked Coolから今年5月にリリースされた。フロントマンのスティーヴ・ヴァン・ザントがこのアルバムの制作秘話を語るインタビュー映像が公開された。下記よりご覧いただける。

Little Steven – Summer Of Sorcery (Album Overview) ft. The Disciples Of Soul

 

「このアルバムを前向きで希望に満ちたものにしたかったんです。素晴らしくて胸が高鳴る、ひと夏のロマンティックなファンタジーを取り戻したかったんです。気分が高揚するような、人生に恋するような感覚を」と、ブルース・スプリングスティーンのEストリート・バンドの重要メンバーであり、1999年から2007年にかけて放送されたHBOの人気テレビドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』でシルヴィオ・ダンテ役を演じたスティーヴ・ヴァン・ザントは語った。

このニュー・アルバムは、高い評価を受けた2017年の『Soulfire』、そして2018年のライヴ・アルバム『Soulfire Live!』に続く作品で、作曲、編曲からプロデュースまで全てスティーヴ・ヴァン・ザント自らが務め、自身の所有するニューヨークのレネゲード・スタジオにて制作された。さらに、グラミー受賞エンジニアのジェフ・サノフが共同プロデュースとレコーディングを、14人の精鋭からなるザ・ディサイプルズ・オブ・ソウルのリーダーで、音楽ディレクター兼ギタリストのマーク・リブラーが共同プロデュースを手掛けている。

昨年、“Soulfire Tour”の合間にレコーディングとミキシングを行なった新作『Summer Of Sorcery』は、前作の続編とも言える内容で、スティーヴ・ヴァン・ザントのキャリア史上初めて、2作連続で同じバンド・メンバーと音楽的アプローチを起用した作品となった。

「“Soulfire”と“Summer Of Sorcery”は、初めて2作連続で、同じバンド・メンバーと作ったアルバムです」とスティーヴ・ヴァン・ザントは明かす。「これまでのキャリアを通して、知らず知らずのうちに僕の音楽は洗練されたものになっていたようで、そろそろ自分の作品に関してもうちょっと精度を上げていく必要があると気付いたんです。仕事の粗いロック作品にしたくはないので、プロのセッション・ミュージシャンたちと一緒にやらなければならい。その確かな基盤から進化を遂げていくんです。僕にはその基盤が必要で、だからこそアルバム全編において、ザ・ディサイプルズ・オブ・ソウルをクレジットしている。彼らなしではこの作品は成立しないんです」。

また、新作『Summer Of Sorcery』の制作におけるインスピレーションとして、スティーヴ・ヴァン・ザントは、自叙伝的でも政治的でもなく、これまでとは全く違うアプローチでもって創り上げたオリジナル作品であると述べている。

「このアルバムの収録曲を、僕がそれぞれ違ったキャラクターを演じる12本のショート・フィルムのような、楽しい作品にしたかったんです。音楽的にも、コンセプト的にもとにかく自由に、自分のやりたい音楽をやればいいって思えるものにしたかった。何かはっきりとは定義できないけれど、僕たちの人生の中に存在していて、いつも刺激を与えてくれる魔法のような、神秘的なものを表現したかったんです」。

Written By Tim Peacock


リトル・スティーヴン&ザ・ディサイプルズ・オブ・ソウル
『Summer Of Sorcery』



 

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