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「Like 1999」がTikTokでバズったヴァリー、ザ・キュアーを題材にした楽曲のMVを公開
2021年3月にリリースした楽曲「Like 1999」が韓国や日本のTikTokでも話題となったカナダ拠点のオルタナ・ポップ・バンド、ヴァリー(Valley)が、2021年10月1日に新EP『Last Birthday』をリリース。収録シングル「Cure」のミュージック・ビデオも公開となった。
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最新シングル「Cure」についてヴァリーは次のように語っている:
「バンドを始めてから7年間、“Cure”のような曲を作りたいとずっと思っていました。私たちはいつも、もう少しロックで、ギターを強調することを避けていた。“Cure”では、ようやくそれが放たれたように思います。私たちは、ギターの音を100倍に増して、もっとロックなアンセムを作りたかったんです。元々、この曲はドラマーのカラとマイケルがザ・キュアーについて話していて、自分たちの好きなバンドをどうやって自分たちの曲に参考しようか考えていました」
「そこで、そのコンセプトを反転させたんです。ザ・キュアーを題材にして、自分たちが誰かのキュアー(治療者)になることや、誰かのために絶え間なく無条件に尽くすことをテーマにしました。でも、ザ・キュアーを引用しているところが気に入っています。ブリッジの部分には、(ザ・キュアーの代表曲からとった)“Boys! Don’t! Cry!”という歌詞があります。これをライブで歌うのが待ちきれないです」
ヴァリーは、ロブ・ラスカ、カラ・ジェームズ、マイケル・ブランドリーノ、アレックス・ディマウロの4人のメンバーで構成。元々は2つの異なるバンド、Cars&GuitarsとNational Parksのメンバーが地元のスタジオで偶然に同じ時間帯にダブルブッキングされたことをきっかけに出会い、結成に至っている。
”カナダーのグラミー賞”ことジュノー賞では、最も活躍が認められた新人グループに送られる「ブレイクスルー・グループ・オブ・ザ・イヤー」にノミネート。ザ・バンド・カミノやレノンステラのツアーへのサポートアクトとしても参加するなど、着実にその実績を積み重ねている。
そんな彼らが今年3月に発売した「Like 1999」は、外に出る機会も減り、憂鬱な気持ちを持つ若者世代の間で「2020年にもウンザリ / 1999年だった時みたいに騒ごう」というメッセージが共感を呼び、楽曲の歌詞と日本語訳を載せた動画の投稿がTikTokでトレンド化。LINE MUSICやSpotify Japanのバイラルチャートなどでチャート上位に浮上していた。
Written By uDiscover Team
ヴァリー『Last Birthday』
2021年10月1日発売
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