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ユニバーサルミュージックとレゴが提携、自分だけのMVを製作できるアプリ“LEGO VIDIYO”を3月発表
ユニバーサル ミュージック グループ(以下UMG)とレゴ(LEGO)が提携し、新世代のクリエイターたちが自分だけのミュージックビデオを製作し、主演できる革新的な新体験を提供する。2021年3月1月に発表予定のアプリ“LEGO VIDIYO”は、特殊なレゴ・タイルと拡張現実の技術を、UMGが誇る豊富な音楽カタログと組み合わせることにより、コンテンツの可能性を無限大に広げることができる新アプリだ。
このユニークなパートナーシップが昨年春に発表された後、世界中のレゴと音楽ファンの間で様々な憶測が飛び交っていた。7歳から10歳までの子供を対象としたこの新製品は、レゴのミニ・フィギアと“ビートビット(BeatBits)”と呼ばれる正方形のレゴ・タイルを使って、フィジカルとデジタルの遊びの両方を取り入れたもので、“VIDIYO”アプリでビートビットを撮影することで、ダンスを含む様々な音声・映像効果を得ることができる。
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UMGの参入により、子供たちが自ら作成したビデオと様々なジャンルの人気楽曲を組み合わせることが可能となった。また、このアプリは、若い世代の音楽ファンが、今日の世界的な大ヒット曲を利用できるだけでなく、長く愛されている一流アーティストの音楽を知る機会も提供する。
レゴ・グループの最高プロダクト&マーケティング責任者であるジュリア・ゴールディンは、この新たな試みについてこう述べている。
「私たちは、次世代のクリエイターたちの創造力を膨らませ、子どもたちがクリエイティヴに自己表現をするための新しいキャンバスを提供したいと考えています。“LEGO VIDIYO”は、音楽に情熱を抱くすべての子供たちが、レゴのブロック遊びとミュージック・ビデオの製作を通して、彼らの創造性を発揮できるようにサポートしていきます。子どもたちがどんなものを創り出していくのか、今から楽しみです」
ユニバーサル ミュージック グループ アンド ブランドの代表取締役副社長であるオリヴィエ・ロベール・マーフィーは、次のように述べています。
「音楽と遊びの力を活用して、創造性の早期発達をサポートするというこの革新的なグローバル・パートナーシップを通して、世界中の子供たちが、自分だけのミュージック・ビデオを企画、監督、演奏、共有しながら、自己表現することが可能となります。“LEGO VIDIYO”は、何百万人もの子供たちが新しい音楽を発見し、遊びを通して学び、繋がりながら、彼らのお気に入りのアーティストたちとの距離を縮められる素晴らしいツールです」
“LEGO VIDIYO”は、今後ソーシャル・プラットフォームも提供する予定で、ユーザーは、自ら作成した5秒、10秒、15秒、20秒のクリップをアプリのフィードに安全にアップロードし、共有することができる。プレスリリースによると、個人を特定できる情報(動画に出演している子供など)を含むコンテンツは、公開フィードには承認されないという。
詳しい情報はレゴの公式サイトでご覧いただける。
Written By Sophie Smith
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