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ブラック・クロウズ、2022年11月に来日公演決定。デビュー・アルバムの30周年記念ツアーの一環

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クリス・ロビンソン(ヴォーカル)とリッチ・ロビンソン(ギター)の兄弟を中心に結成され、1990年にデビューするとその音楽性が評価され、デビュー・アルバムが全米4位、セカンド・アルバムは全米1位を記録したロック・バンド、ブラック・クロウズ(The Black Crowes)。

彼らが2022年11月5日と6日に立川ステージガーデン、8日にZepp Osaka Baysideにて17年振りの来日公演を行うことが発表された。

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The Black Crowes – Hard To Handle

バンド初期

1984年、ジョージア州マリエッタでクリスとリッチのロビンソン兄弟を中心に結成されたミスター・クロウズ・ガーデンは、クリス(vo)、リッチ(g)、ジェフ・シーズ(g)、ジョニー・コルト(b)、スティーヴ・ゴーマン(dr)というメンバーに固まった1989年にブラック・クロウズへと改名。

すぐさまデフ・アメリカンとも契約し、1990年2月に『Shake Your Money Maker』でデビューを飾る。サザン・ロック/ブルース・ロックからの影響を顕わにしたアルバムはじわじわと売上を伸ばし、翌1991年に全米チャート最高位4位をマーク。8月にはイギリスのキャッスル・ドニントンで開催された〈モンスター・オブ・ロック〉にも出演し、一躍シーンの最前線へと躍り出たのだった。

その後、シーズに代わって元バーニング・トゥリーのマーク・フォードが加わり、キーボードにエディー・ハーシュを迎えて6人編成となったバンドは、1992年5月にセカンド・アルバムの『The Southern Harmony and Musical Companion』を発表。これが見事に全米1位を獲得し、6月には初来日公演も行なった。

The Black Crowes – Remedy

以降、オルタナティヴ・ロックやグランジ、ブリット・ポップの隆盛のなかルーツ・ロックを展開するバンドとして奮闘し、1994年11月に3作目の『Amorica』(全米11位)、1996年7月に4作目の『Three Snakes and One Charm』(全米15位)をリリースして気を吐いた。

 

メンバー交代と移籍

1997年にフォードとコルトが脱退するも、ベーシストだけを補充してコロムビア・レコーズへと移籍。1999年1月に5作目となる『By Your Side』を発売し、全米26位に送り込んだ。アルバムの発表に合わせて2度目の来日公演が行なわれ、7月には〈フジロックフェスティバル99〉にも出演。10月にはニューヨークとロサンゼルスでジミー・ペイジと共演し、レッド・ツェッペリンの曲を演奏した。そのうちロサンゼルス公演の模様はライヴ盤『Live at the Greek』として発売されている。

2001年5月には新たにV2レコーズと契約し6作目の『Lions』を発表。7月には4度目の来日を果たし、その年の暮れに公開された映画『アイ・アム・サム』のサウンドトラックにザ・ビートルズのカヴァーである「Lucy in the Sky with Diamonds」を提供して話題を呼んだ。ところが、翌2002年にバンドは活動を停止し、クリスはクリス・ロビンソン&ザ・ニュー・アース・マッドを結成。リッチはホッカ・ブラウンを経てソロ活動の道へと進んだ。

2005年、ロビンソン兄弟はバンド活動を再開。8月にはサマーソニック05に登場。また、その直前にあたる8月6日のサンフランシスコ、ザ・フィルモアでのステージを収めた『Freak ‘n’ Roll…Into the Fog』をライヴ・アルバム/映像作品として2006年3月にリリース。9月には1993年と1997年のお蔵入り音源を発掘した『The Lost Crowes』も発売されるなど精力的な活動を行なう。

2008年3月、自らが設立したシルヴァー・アロウ・レコーズから約7年ぶり通算7作目となる『Warpaint』を発表。アルバムは好評を博し、2ndアルバム以来、ひさびさの全米トップ10入りとなる5位にランクインした。

2009年、4月に2枚組ライヴ・アルバムと映像作品の『Warpaint Live』を、8月には8作目の『Before the Frost…Until the Freeze』(全米12位)を発売。

 

解散発表と復活

その後の2010年8月には、それまで発表してきた曲のアコースティック・ヴァージョンを収めた『Croweology』をデビュー20周年記念アルバムとしてリリースするが、12月に再び活動休止。それでも2013年に復活し、ライヴ盤『Wiser For The Time』を発売したのだったが、ロビンソン兄弟がバンドの所有権に関する事案を巡って対立。2015年1月、ついにブラック・クロウズの解散が発表された。

バンド解散後、兄のクリスはクリス・ロビンソン・ブラザーフッドやブラック・クロウズの曲を演奏するアズ・ザ・クロウ・ファイルズで活動。弟のリッチはソロ活動やマグパイ・サルートの結成・来日公演(2019年1月)も行った。二人はもう決して交わることはないようにも見えた……。

しかし、兄弟の絆は深く繋がっていた。クリスとリッチは仲違いを解消し、2019年11月11日に再結成することと2020年に『Shake Your Money Maker』のリリース30周年を記念するツアーを開催することを発表。その数時間後にはニューヨークのバワリー・ボールルームで新ラインナップによるライヴを敢行した。2020年のツアーは残念ながら新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のため、翌年に延期されたが、その翌年1月8日には『Shake Your Money Maker』の30周年記念エディションがリリースされ、デビュー時からサポートし続けてきたファンを喜ばせた。

Written by uDiscover Team


ブラック・クロウズ来日公演詳細

11/5(土)立川ステージガーデン 17:00開場/18:00開演
11/6(日)立川ステージガーデン 16:00開場/17:00開演
料金:SS席 ¥15,000[1階席前方]/S席 ¥14,000[1階席後方・2階席]/A席 ¥13,000[3階席](税込)
お問い合わせ: ウドー音楽事務所 03-3402-5999 https://udo.jp

11/8(火)Zepp Osaka Bayside  18:00開場/19:00開演
料金: 1Fスタンディング ¥13,000/2F座席指定 ¥15,000 (ドリンク代別途/税込)
お問い合わせ: ウドー音楽事務所 大阪支社 06-6341-4506

公演詳細▶ https://udo.jp/concert/TheBlackCrowes2022



ブラック・クロウズ『Shake Your Money Maker』30周年記念エディション
2021年2月26日発売
CD

【発売フォーマット】
① 3CDエディション<生産限定盤>
★CD1: オリジナル・アルバム(2020リマスター)
★CD2: 未発表トラックス&B面曲
★CD3: 1990年12月にジョージア州アトランタの故郷で録音された14曲の未発表コンサート音源
★20ページのブックレットには初期のショーのチラシ、セットリスト、ツアー・ラミネートの複製の他、デヴィッド・フリックによるライナーノーツ付
<日本盤のみ>
★英文ライナーの翻訳/歌詞対訳付
★SHM-CD仕様

② 2CDエディション
★CD1: オリジナル・アルバム(2020リマスター)
★CD2: 未発表トラックス&B面曲
<日本盤のみ>
★英文ライナーの翻訳/歌詞対訳付
★SHM-CD仕様

③ 1CDエディション
★オリジナル・アルバム(2020リマスター)
<日本盤のみ>
★英文ライナーの翻訳/歌詞対訳付
★SHM-CD仕様



 

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