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テイラー・スウィフトが8月23日発売の最新アルバム『Lover』から新曲「The Archer」を解禁
テイラー・スウィフトが8月23日に発売予定のニュー・アルバム『Lover』からの最新シングル「The Archer」を解禁した。
7月23日、テイラー・スウィフトは自身のインスタグラムでのライヴ配信によって、ニュー・シングルや4形態で発売されるアルバムのデラックス盤の詳細について公表した。
今回のシングル解禁に先立って、SNS上で「5」と書かれたダーツボードの中心に矢が命中するというGIF動画を投稿し、この曲がアルバムの5曲目に収録されることをほのめかしていた。
このライヴ配信の中で、テイラー・スウィフトは、自身の習わしとして、アルバムの5曲目にはいつも「とてもパーソナルで、傷つきやすい、自分の感情をさらけ出す」曲を収録しており、だからこそアルバム『Lover』のリリース前に「The Archer」をファンに聴いてもらうことは彼女にとって重要だったと明かしている。
テイラー・スウィフトの過去2作『Reputation』と『1989』でも舵をとった長年の共作者、ジャック・アントノフがプロデュースを手掛ける最新シングル「The Archer」は、これまでに解禁されていたパニック・アット・ザ・ディスコのブレンドン・ウリーとの「ME!」や「You Need To Calm Down」とは一線を画する作品になっており、後述の2曲がカラフルなビジュアルも伴ったティーン・ポップな仕上がりになっているのに対し、「The Archer」では明らかに暗い曲調を打ち出している。
「闘い!闘う準備はできている/私がそれを望んでないって言っているけど、もしそうだとしたら?」とこの新曲の中で彼女は歌う。
曲のいたるところに、ジャック・アントノフらしい楽曲性とテイラー・スウィフトの告白めいた歌詞が散りばめられている。このシングル・リリースに合わせて、テイラー・スウィフトは彼女が10代の頃からつけている日記のコピーも封入されているニュー・アルバムのデラックス・エディションの詳細も発表した。
「13歳の頃から日記を書いていて、私の身の周りで起きた全てのことがここに綴られています。良い時も、悪い時も、自分の人生と向き合うために私は曲を書く必要があるんです」と彼女はライヴ配信で語った。
今年デビュー作のリリースから13年目を迎える(13は彼女のラッキー・ナンバーだという)テイラー・スウィフトは、このアルバムを彼女のファンにとって一種の回顧的な作品にしたかったという。
各形態のデラックス・エディションには、それぞれ異なる日記のコピーに加え、プライベート写真や手書きの歌詞、手描きの絵、そしてそれぞれの形態に寄せた彼女の前書きも封入されている他、ファンが自らの経験を日記として書き足すための空きスペースも用意されている。これらの日記は、10代だった初期の日々から、グラミー賞を受賞した歴史的な夜まで、彼女のアーティストとしてのキャリアの記録でもある。
また、今年の“MTV Video Music Awards”において、複数部門でノミネーションされたことを知ったテイラー・スウィフトは、ファンや共作者たちに感謝を述べつつ、「もし投票したいなら、私は反対しないよ」とジョークを飛ばしていた。
最新ミュージック・ビデオ公開時に行なった生配信では、性的指向やジェンダー・アイデンティティに基づく雇用差別・住宅供給差別などを違法とする“平等法(Equality Act)”の署名に参加してくれた彼女のファンたちに感謝を伝えていた。
Written By Laura Stavropoulos
テイラー・スウィフト『Lover』
2019年8月23日発売
CD&限定版 / iTunes
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