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テイラー・スウィフト「All Too Well (10 Minute Version)」がSpotifyで10億回再生突破
テイラー・スウィフト(Taylor Swift)の「All Too Well (10 Minute Version) (Taylor’s Version)」がSpotifyで10億回再生を突破し、“Billions Club”入りを果たした。
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テイラー・スウィフトが2021年にリリースした再録アルバム『Red (Taylor’s Version)』は、全米アルバム・チャート(Billboard 200)で1位を獲得。2012年のオリジナル・アルバムも2012年から2013年にかけて7週にわたって1位を記録していた。
同アルバムの収録曲の中でも「All Too Well (10 Minute Version)」は、全米チャート史上最も長いNo.1シングルとして知られており、グラミー賞をはじめ、MTV EMA、アメリカン・ミュージック・アワードの“ビデオ・オブ・ザ・イヤー”、MTV VMAの最優秀ビデオ賞と“最優秀監督賞”含む3部門、iHeartRadioミュージック・アワードの“最優秀リリック賞”など、数々の賞をテイラーにもたらした。
2021年の再録版のリリースに合わせて制作されたミュージック・ビデオには、Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス』のセイディー・シンクと、映画『メイズ・ランナー』のディラン・オブライエンが出演。テイラー・スウィフトは同ビデオのプレミア上映を行ったニューヨークの映画館で、10分間ヴァージョンのライヴ・パフォーマンスを初披露した。
『Red (Taylor’s Version)』には、オリジナル・アルバムの16曲とデラックス・エディションのボーナストラック4曲、2012年のチャリティー・シングル「Ronan」に加え、未発表だった「All Too Well」の10分ヴァージョンのほか、元々『Red』のために書かれながら当時はリリースされなかった「Better Man」や「Babe」のソロ・ヴァージョン(これらの楽曲は後にリトル・ビッグ・タウンとシュガーランドによって録音・リリースされた)などを含む9曲が“From the Vault(秘蔵音源)”として追加収録されている。
テイラー・スウィフトはこのアルバムについて次のように語っている。
「音楽的にも歌詞的にも、“Red”は失恋した人そのもののようでした。まるでバラバラな感情のモザイクみたいに、収拾がつかないようで、でも最終的にはすべてがうまくハマったんです。幸せ、自由、混乱、孤独、絶望、陶酔、狂気、そして過去の記憶に苦しめられている──そんな感情のすべてが詰まっていました」
Written By Will Schube
テイラー・スウィフト『Red (Taylor’s Version) 』
2021年11月12日発売
CDデラックス盤 / CD通常盤 / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
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