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スティングのセルフカバー最新作から「Every Breath You Take / 見つめていたい」を公開。自身が語るこの曲が今も愛される理由とは?
スティングが1983年のポリスの大ヒット曲「Every Breath You Take(見つめていたい)」を新たな解釈でカヴァーした新ヴァージョンを公開した。下記よりお聴きいただける。
この「Every Breath You Take(見つめていたい)」は、17度のグラミー受賞歴を誇るスティングが、ポリスとソロ時代からのヒット曲を2019年の視点でセルフ・カヴァーした最新アルバム『My Songs』に収録され、アルバムはチェリートゥリー/A&M/インタースコープからボーナス・コンテンツを収録したデラックス・エディションを含む複数形態で5月24日にリリースされる。
今作へのアプローチについてスティングは、「アルバム“My Songs”に収めた曲は、私の人生そのもの、といっていいでしょう。それらを、再構築し、部分的に修正し、手を加え、そしてそのすべてを、今現在の視点で見つめ直してみたんです」と語る。
さらに、名曲「Every Breath You Take」について彼はこう語っている。「1982年のある晩、遅くにノース・ロンドンにあるユートピア・スタジオへ曲を持って行ったんです。この曲の歌詞は、ジェームズ・ボンドの生みの親であるイアン・フレミングが元々所有していたジャマイカ・オチョ・リオスの郊外にあるクリス・ブラックウェルの自宅、“ゴールデン・アイ”滞在中に書き上げていました。ユートピア・スタジオでは、エンジニアのピート・スミスと二人きりで作業に取り掛かりました。この曲は、‘Message In A Bottle’ や‘Da Do Do…’でも起用した僕の代名詞とも言える9つのコードがベースになっています。多くのロック作品は、4つか5つ、もしくは7つのコードをベースにするところ、その9つのコードこそが可能性の領域を広げ、歌詞自体の曖昧さを効果的に引き立てながら、このシンプルかつ不思議な楽曲に他では成し得ないような音調の精巧さをもたらしたんです。不吉さと奇妙な心地良さを兼ね備えていて、それこそがいまだラジオで最もOAされる1曲であり続ける理由なのかもしれない」。
その他にもアルバム『My Songs』では、「Englishman In New York」「Fields Of Gold」、「Shape Of My Heart」や「Roxanne」など、多くのヒット曲にスティングが独自のアプローチで挑んだ新ヴァージョンを聴くことができる。さらに今作には、スティングが全曲を解説するライナー・ノーツも付属されており、それぞれの楽曲に纏わる裏話や、不朽の名曲の誕生秘話などが綴られている。
アルバム『My Songs』のプロデュースは、マーティン・キアーズズンバウム(スティング、レディー・ガガ、ロビン)、デーヴ・オーデ(ブルーノ・マーズ、セレーナ・ゴメス)、そしてジェリー・
Written by Tim Peacock
スティング『My Songs』
2019年5月24日発売
試聴・購入まとめリンク
*日本盤ボーナス・トラック1曲収録(全20曲)
*スティングによる全曲解説掲載(日本語訳付)
- Brand New Day
- Desert Rose
- If You Love Somebody Set Them Free
- Every Breath You Take
- Demolition Man
- Can’t Stand Losing You
- Fields Of Gold
- So Lonely
- Shape Of My Heart
- Message In A Bottle
- Fragile
- Walking On The Moon
- Englishman In New York
- If I Ever Lose My Faith In You
- Roxanne (Live)
- Synchronicity II (Live)
- Next To You (Live)
- Spirits In The Material World (Live)
- Fragile (Live)
- I Can’t Stop Thinking About You (Live)※日本盤ボーナス・トラック
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