『スター・ウォーズ：ビジョンズ』のサントラ全9タイトル配信開始。ミュージックビデオも公開

Published on

10月 22, 2021

2021年9月22日からディズニープラスで独占配信された7つの日本のアニメスタジオがそれぞれの“ビジョン”で描いたオリジナル短編アニメ映画集『スター・ウォーズ：ビジョンズ』のオリジナル・サウンドトラック全9作品が2021年10月15日に配信開始となった。

配信開始を記念して『スター・ウォーズ：ビジョンズ-タトゥイーン・ラプソディ』のオリジナル・サウンドトラックに収録されたジョセフ・ゴードン＝レヴィットが歌う楽曲「Galactic Dreamer」のミュージックビデオも公開となった。

Joseph Gordon-Levitt – Galactic Dreamer (From "Star Wars: Visions")

全9タイトルの詳細は以下の通り。

Keiji Inai『The Duel』

トラックリスト：
1. Ronin’s Theme
2. SIgn of death
3. The Duel
4. May the Force Be with You

参加スタジオ：神風動画 / 総監督：水﨑淳平

テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのオープニング映像や、企画・制作を手がけたテレビアニメ『ポプテピピック』が大きな話題を呼び、映画『ニンジャバットマン』が世界的にも高く評価されたアニメーションスタジオ。代表の水崎淳平氏が1998年に個人事業主として活動を開始し、2002年に有限会社神風動画を設立した。3DCGだけに囚われることなく、技法を融合させた独自のアニメーション表現を追求し、躍動感のある演出や、独自のストーリー性や世界観が特徴。

出羽良彰『タトゥイーン・ラプソディ』

トラックリスト：
1. Order 66
2. Galactic Dreamer
3. Star Waver
4. Boba Fett Chase
5. Encounter
6. Mos Espa Grand Aren
7. Tatooine Rhapsody
8. Galactic Dreamer（Instrumental）

参加スタジオ：スタジオコロリド / 監督：木村拓
長編映画とショートコンテンツに特化した新進気鋭のアニメーションスタジオ。2011年の設立以来、著名クリエイターの参画をはじめデジタル作画へのチャレンジなど制作能力を向上し続けている。第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した初の長編アニメとなる映画『ペンギン・ハイウェイ』、そして昨年公開の映画『泣きたい私は猫をかぶる』は、同社ならではの美しく温かみのあるビジュアルとダイナミックな映像演出が国内外から高く評価されている。

Michiru ōshima『THE TWINS』

トラックリスト：
1.The Twin Star Destroyer
2.Anthem of Imperial (Am’s Theme)
3.Warning Issuance
4.Passage Through
5.The Battle of Hangar Bay
6.The Kyber Crystal
7.Force-sensitive
8.The Fate of Dark Side
9.Duel of the Lightsaber
10.Out of Control
11.Choose Your Own Destiny (Karre’s Theme)
12.THE TWINS

参加スタジオ：トリガー / 監督：今石洋之

制作会社GAINAX所属時に伝説的アニメ「天元突破グレンラガン」の制作に関わったメインスタッフ今石洋之氏、大塚雅彦氏らを中心に新たに設立されたスタジオTRIGGERは、独自性の強いヴィジュアルや色彩豊かで大胆かつ斬新な表現を武器に『キルラキル』『リトルウィッチアカデミア』、オリジナルアニメーション映画『プロメア』などスタジオ自ら企画・原作を手がけ、国内のみならず海外のアニメファンからも熱狂的に支持されているアニメーションスタジオである。

Kevin Penkin『村の花嫁』

トラックリスト：
1.The Village Bride
2.CHIKYŪ
3.A Desert of Two Sons
4.Bue, Pluck & Bow
5.IZUMA
6.A Flock of X-Wings Descend Into a Mountain’s Garden
7.Requiem for Blasters
8.MAGINA x FORCE
9.Postlude
10.Composer Diaries: Children of Magina

参加スタジオ：キネマシトラス / 監督：垪和等

「100年残る、時代が変わっても変わらない価値観が入っているフィルムを産み出す」という理念を掲げたアニメーションスタジオとして2008年に創設。以来、作品×社会×仲間×自分自身と常に向き合いながら制作を続けている。近年では『メイドインアビス』『少女☆歌劇レヴュースタァライト』『盾の勇者の成り上がり』などの海外ファンからの支持も熱い数々の話題作を生み出し、日本アニメの次世代を担うスタジオとして注目されている。

Nobuko Toda, Kazuma Jinnouchi『九人目のジェダイ』

トラックリスト：
1. The Ninth Jedi – Prologue
2. Seven Masterless Jedi
3. Kara and Father
4. Jedi Hunter
5. Lightsaber
6. Speederbike Chase
7. Sendo-shi
8. To the Aerial Temple
9. The Battle of Jedi

参加スタジオ：プロダクションI.G. / 監督：神山健治
竜の子プロダクションより独立し、1987年に創業。1995年に発表した押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が米・ビルボード誌のセルビデオチャートで1位となったことで注目を集め、2004年には続編にあたる『イノセンス』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、日本アニメ―ション初の快挙として話題となる。また、クエンティン・タランティーノ監督作品『キル・ビル Vol.1』のアニメーションパートを担当するなど、世界中に多くの支持者を持つ日本屈指のアニメーション制作会社。『攻殻機動隊』シリーズ、『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズ、『ハイキュー!!』シリーズなど、幅広いジャンルの作品を手掛ける。

A-bee, Keiichiro Shibuya『T0-B1』

トラックリスト：
1.Start the Droids
2.Dreaming
3.Mitaka’s Lab
4.Adventure
5.Electronic Force
6.E-J-K (Electronic Jedi Knight)

参加スタジオ：サイエンスSARU / 監督：アベル・ゴンゴラ

2013年に設立されたアニメーションスタジオ。映画『夜は短し歩けよ乙女』やアヌシー国際アニメーション映画祭長編部門グランプリ・クリスタル賞など数々の海外の映画賞を総なめにした『夜明け告げるルーのうた』、上海国際映画祭で金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞した『きみと、波にのれたら』、アニメシリーズ「DEVILMAN crybaby」、「映像研には手を出すな！」などを生み出し、世界から高く評価されている。独特なキャラクターと美しい表現力を持ち、同社にしか生み出せないアニメーションでファンを魅了している。