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ダニー・ボイル監督するセックス・ピストルズの伝記ドラマ『Pistol』からスチール写真が初公開
セックス・ピストルズ(Sex Pistols)の人生と台頭を描いた米ケーブルテレビ局FXによる全6話のリミテッド・ドラマ・シリーズ『Pistol』から、第一弾スチール写真が公開された。
バンドのギタリストであるスティーヴ・ジョーンズ(Steve Jones)の回顧録『Lonely Boy: Tales From a Sex Pistol』に基づいて制作される同シリーズのスチール写真は、出演俳優たちが実在の人物に不気味なまでに似ていることを浮き彫りにしている。
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今までに発表となった主要キャストは下記の通りだ。
ジョーダン(パメラ・ルーク):メイジー・ウィリアムズ(『ゲーム・オブ・スローンズ』)
スティーヴ・ジョーンズ:トビー・ウォレス(映画『ベイビーティース』)
ジョン・ライドン:アンソン・ブーン(『1917 命をかけた伝令』)
シド・ヴィシャス:ルイス・パートリッジ(『エノーラ・ホームズの事件簿』)
ポール・クック:ジェイコブ・スレイター(『The Serpent』)
グレン・マトロック:ファビアン・フランケル(『ラスト・クリスマス』)
ワリー・ナイチンゲール:ディラン・ルエリン(『デリー・ガールズ 〜アイルランド青春物語〜』)
クリッシー・ハインド:シドニー・チャンドラー(『Don’t Worry Darling』)
ナンシー・スパンゲン:エマ・アップルトン(『ウィッチャー』)
ヴィヴィアン・ウエストウッド:タルラ・ライリー(『プライドと偏見』)
マルコム・マクラーレン:トーマス・ブロディ=サングスター(『メイズ・ランナー』)
ロック史上最も偉大な物語の1つに、魅惑的な新しい視点を投げかけるスティーヴ・ジョーンズの回顧録を軸に、『Pistol』の物語は、西ロンドンの公営団地から、ヴィヴィアン・ウエストウッドとマルコム・マクラーレンが手掛けた悪名高いキングスロードのファッション・ブティック“SEX”、そして、史上最も影響力を持つアルバムの1つとして挙げられることの多い『Never Mind the Bollocks(邦題:勝手にしやがれ!)』のリリースに伴う国際的な論争へと展開していく。
今作はダニー・ボイルにとって、ジョン・ポール・ゲティ3世の誘拐事件を題材にした伝記映画『TRUST/トラスト ゲティ家のスキャンダル』の最初の3話を監督して以来のFXとのコラボレーションとなる。
このドラマについて議論する中で、ダニー・ボイルは、セックス・ピストルズの台頭について、“イギリスの社会と文化が永遠に変わった瞬間”と表現する。
「仲間と一緒に“ザ・クラウン”と“ダウントン・アビー”の世界に進入して、彼らが象徴するすべてのものに、歌と怒りを絶叫することを想像してみてください。これはイギリスの社会と文化が永遠に変わった瞬間です。それはイギリスのストリート・カルチャーの起爆点であり、平凡な若者たちがステージに立ち、彼らの怒りとファッションを爆発させるようになり、そして誰もが彼らを観て、聴かなければならなかった。誰もが彼らを恐れるか、もしくは真似ていた。その中心にいた人物こそが、若くて魅力的な、教養はないが盗癖のある時代の寵児、スティーヴ・ジョーンズであり、後に彼は歴代94番目に偉大なギタリストに選ばれました。この作品は、彼がいかにしてそこに辿り着いたかを描いたものなんです」
FXのドラマ・シリーズ『Pistol』の撮影は2021年3月7日から始まり、2022年に公開が予定されている(日本公開は現時点で未定)。
Written By Eleanor Forrest
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