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ラムシュタインが新曲のリリースを予告&ティザー映像も公開

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Rammstein's Till Lindemann - Photo: Martin Philbey/Redferns

ドイツを代表するメタル・バンド、ラムシュタイン(Rammstein)が新曲のリリースを予告している。バンドの公式ソーシャルメディアでティーザー映像を公開した彼らは、日本時間3月11日午前1時に新曲の詳細が明らかになることを発表した。

軋むようなノイズとミュートされたどこかもの悲しげなピアノの音色にあわせて、濁った水中に浮かび上がる切断されたロープ、そして死体なのかどうかもわからない人体が映し出された、この26秒のティザー映像は、ラムシュタインらしい謎めいた美しい仕上がりになっている。

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また、バンドの公式YouTubeページには、“Zeit Kommt / 時は来た”というタイトルが付けられた近日公開予定のプレミア映像が追加され、新曲の登場をさらに煽っている。この「Zeit Kommt」がはたしてニュー・シングルのタイトルなのか、はたまた単にビデオの到着を予告するものなのかは明らかにされていない。今後続報が到着する予定だが、ファンの間では、この新曲が、2019年のセルフタイトル・アルバムに続く、バンド待望のニュー・アルバムのリリースへの第一歩となる可能性が高いという憶測が飛び交っているようだ。

ラムシュタインはまた、バンドの公式SNSのアイコンを更新し、2001年のシングル「Sonne」で初めてお目見えしたDirk Rudolphによるアイコニックなロゴを赤地とゴールドで装飾した新たなデザインを起用している。

#ZEITkommt

 

先月、ラムシュタインのニュー・アルバムに参加しているドイツ出身の作曲家兼音楽ディレクターのスヴェン・ヘルビッヒは、紙不足の影響でアルバムのリリースが遅れる可能性があることを示唆していた。バンドのファンサイト“RammWiki”の取材に、スヴェン・ヘルビッヒはこう語っている。

「彼らは大量のCDやレコード、つまり大量のブックレットやジャケットを一度に生産して世界中に送り出す必要があるんです。でも今すぐには実現不可能でしょう」

「私の仕事は終わっています。2週間前にようやく納品しました。バンドにとって、この足止めはもどかしいものです。6人はアルバムがいつ出せるのか、ツアーが今年中に行えるかどうかもわからない。彼らは前に進みたいし、演奏もしたいんです。でもその代わりに、ほとんどすべてのミュージシャン同様に、じっと座って、最終的な決定をまだかまだかと待つしかないんです」

今週初めには、ラムシュタインはウクライナの人々を支援する次のような声明を発表していた。

「我々メンバーは、この2つの国で様々な経験してきました。我々メンバーには両国に友人や仲間、パートナー、ファンがいます。多くのロシア人ファンの皆さんが自国政府の行動に対して絶望感を抱いていることはわかっていますし、ロシアとウクライナ両国の人民が分かち合える人間性というものを忘れないようにしたいです」

ラムシュタインの2022年ツアーは、5月にチェコのプラハで幕を開ける予定だ。ツアー日程の詳細については、バンドの公式サイトでご覧いただける。

Written By Tim Peacock



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