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クイーン、1975年ハマースミス・オデオン公演から「Son and Daughter」の映像公開

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Queen - Photo: Andrew Putler/Redferns

クイーン(Queen)は、1975年のロンドン、ハマースミス・オデオン公演から「Son and Daughter」のライヴ映像を公開した。

1973年のセルフタイトルのデビュー・アルバム『Queen I』(*原題:『Queen』からタイトルを改め)を全く新たなかたちで体験できる豪華ボックス・セットのリリースを記念して公開されたこの映像では、バンドが1973年の大ヒット曲を、ほとばしる情熱とエネルギーで演奏している。

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Queen – Son and Daughter (Live at the Hammersmith Odeon 1975)

10月25日に発売される『Queen I』の6CD+1LPボックス・セットには、43曲の新ミックスを含む全63曲が収録されている。

ギタリストのブライアン・メイは『Queen I』について、「クイーンのデビュー・アルバム全体を再構築した、全く新しい2024年版 」と表現している。オーディオ・エンジニアのジャスティン・シャーリー=スミス、ジョシュア・J・マクレー、クリス・フレドリクソンは、このアルバムのサウンドに新しい命を吹き込むために、現代の技術と機材を駆使しオリジナル音源にリミックス及び修復を施した。ブライアン・メイは次のように説明する。

「演奏と歌は全て1973年の発表当初と全く同じままだけれども、全楽器で、当時僕らが目指していた“ライヴ”感のあるアンビエントなサウンドを再現するため、再検討を行った。その結果、本来そうあるべきだったサウンドを放つ“Queen I”が、現代の知識と技術を駆使して – 初めて – 誕生したというわけだ」

Queen – The Night Comes Down (2024 Mix – Single Version)(Official Video)

『Queen I』のレコーディングはもともと、ロンドンのトライデント・スタジオでの徹夜のセッションを通して行われた。「僕たちは午前3時に到着して、その後できる限り何時間もスタジオにこもっていた」と当時を振り返るドラマーのロジャー・テイラーは、バンド・メンバーがスタジオ・スタッフと様々な面で衝突し、そのひとつが、メイン・ルームにある自分たちのドラムではなく、サウンド・ブースにあるスタジオ専属のドラム・キットを使わざるを得なかったことだったと明かし、「彼らのドラムは正気が失われたサウンドで、全く僕らが望んでいた音ではなかった」と説明する。

最新ステレオ・ミックスとリマスターに加え、新たなトラックリストを誇る『Queen I』には、アルバムの4曲目に、バンドとプロデューサー陣の一人との意見の食い違いによってオリジナル・アルバムには収録されなかった「Mad The Swine」が追加収録されている。

Written By Will Schube


クイーン『Queen I』
2024年10月25日発売
Box Set / 2CD
購入はこちら

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