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2019年上半期イギリスで最も売れたアナログ盤はクイーンのベストとビリー・アイリッシュのデビュー作
英オフィシャル・チャート・カンパニーは、クイーンの『Greatest Hits』とビリー・アイリッシュの『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』が、2019年上半期中にイギリスで最も売れたアナログ盤であることを発表した。
クイーンを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットを受けて、1981年にリリースされた『Greatest Hits』は急速にセールスを伸ばし、今年に入ってからアナログ単体で15,700枚を売り上げている。
今年4月に全英アルバム・チャートで1位を獲得し、女性ソロ・アーティストとしての史上最年少記録を樹立した若きシンガーソングライター、ビリー・アイリッシュのデビュー作『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』は、2019年上半期のアナログ盤チャートでは、クイーンに次いで僅差での2位となった。2017年に発表したEP『Don’t Smile At Me』も16位と同チャートには2作品がラインクインしている。
ジョイ・ディヴィジョンの『Unknown Pleasures』は、今作の40周年を記念したリマスター・エディションが3位にランクイン。英アルバム・チャートにおいても今年6月に5位を獲得し、これまでの71位から最高順位を大きく更新した。
今回発表されたTOP20のラインナップには、『Unknown Pleasures』以外にも、ピンク・フロイドの『The Dark Side Of The Moon』、ニルヴァーナの『Nevermind』、そしてオアシスの『(What’s The Story) Morning Glory? 』といった、同チャートでは常連の不朽の名盤も数多くありながら、ビリー・アイリッシュを筆頭に、ルイス・キャパルディ、フォールズ、ブルース・スプリングティーン、そしてザ・スペシャルズらの新譜も含まれている。
2019年上半期の全英アナログ盤チャートTOP20は以下の通り;
- クイーン『Greatest Hits』
- ビリー・アイリッシュ『When We All Fall Asleep Where Do We Go?』
- ジョイ・ディヴィジョン『Unknown Pleasures』
- フリートウッド・マック『Rumours』
- ルイス・カパルディ『Divinely Uninspired To A Hellish Extent』
- ピンク・フロイド『The Dark Side Of The Moon』
- デヴィッド・ボウイ『Legacy』
- サウンドトラック『The Greatest Showman サウンドトラック』
- フォールズ『Everything Not Saved Will Be Lost Part 1』
- 『Bohemian Rhapsody サウンドトラック』
- ニルヴァーナ『Nevermind』
- ブルース・スプリングスティーン『Western Stars』
- オアシス『(What’s The Story) Morning Glory?』
- エイミー・ワインハウス『Back To Black』
- ザ・スペシャルズ『Encore』
- ビリー・アイリッシュ『Don’t Smile At Me』
- キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン『The Balance』
- 『Guardians Of The Galaxy – Awesome Mix 1 サウンドトラック』
- ブリング・ミー・ザ・ホライズン『Amo』
- ジョージ・エズラ『Staying At Tamara’s』
Written By Tim Peacock
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