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ポール・マッカートニー、手書きの歌詞や写真が大英図書館で展示開始。未発表曲の歌詞も公開

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Photo: Dimitrios Kambouris/Getty Images For The Rock and Roll Hall of Fame

ポール・マッカートニー(Paul McCartney)の個人的なアーカイブから、手書きの歌詞や写真などが初めて公開されることになった。これは11月2日に発売となった自伝的書籍『The Lyrics: 1956 to the Present』にあわせたもの。公式サイトはこちら

『Paul McCartney: The Lyrics』と題されたこの展示会は、ロンドンの大英図書館で開催され、2021年11月5日から2022年3月13日まで公開される。入場は無料。

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今回の展示では、ビートルズの「Hey Jude」やウイングスの「Nineteen Hundred and Eighty Five」などの楽曲に加え、ポールのソロ曲「Pipes Of Peace」や「Jenny Wren」などの手書きのオリジナル歌詞が公開される。

レジェンドのヒット曲やファンのお気に入りの曲に加えて、「Tell Me Who He Is」という未発表曲の歌詞も展示される。この歌詞は、50年代後半に書かれたことを示すものと一緒に、アーカイブ内のノートから発見されたもので、今までに一度も録音されていないものだ。

今回の展示では、歌詞だけではなく、ポールの撮影された写真やオリジナルの記念品も披露される。ソロ作品『Flowers In The Dirt』のシングル「Put It There」のために描いた絵や、ビートルズの初期のセットリスト、ハンブルグでのポストカード、ジョージ・マーティンによる「Yesterday」のスコアなども予定されている。

大英図書館のポピュラー・ミュージック・レコーディングのキュレーターであるアンディ・リネハンは、ガーディアン紙に対してこう語っている。

「大英図書館は本だけではなく、世界で最も広範なポピュラー・ミュージックのコレクションを所蔵しています。今回の展示では、ポール・マッカートニー自身のアーカイブからの未公開資料とともに、私たちが所蔵する手書きの歌詞や録音物を紹介できることは素晴らしいことです。今回の展示は、世界で最も成功したソングライター、パフォーマーの一人であるポール・マッカートニーの曲の背景にある物語を、誰もが見ることができるチャンスとなります」

自伝的書籍『The Lyrics: 1956 to the Present』は、今年のWaterstones Book Of The Year賞にノミネートされている。この本は、今年の候補となった13作品のうちの1つで、受賞者は12月21日に発表される予定だ。

Written By Rhian Daly


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