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若いポール・マッカートニーが歌い踊って話題のMV「Find My Way」。舞台裏映像でその秘密が公開
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)がベックと共演したサイケデリックな「Find My Way」のミュージック・ビデオ舞台裏映像が公開された。
超リアルなデジタル・アバターの制作を専門とするHyperreal Digital社と共同制作された同ビデオは、若かりし頃のポール・マッカートニーに扮したベックが、迷路のようなホテルの廊下を彷徨い歩き、過去にタイム スリップするという映画のようなストーリー仕立てになっている。
公開されたばかりの舞台裏映像では、巧妙な技術と演出を駆使し、ポールを演じる俳優に対してポール自ら振り付けを指導し、撮影が終わった後に「Lady Madonna」を即興で演奏するポールの様子も写されている。
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「Find My Way (feat. Beck)」のビデオについて、Hyperreal Digitalの最高経営責任者であるレミントン・スコットは次のように語っている。
「このようなクリエイティヴな現場で使われているタレントを若返らせる技術は、世界で最も知られている顔の一つであっても、完全に再現できるのです」
アンドリュー・ドノホ(ジャネール・モネイ、ザ・ストロークス、カリード)が監督を務め、フィル・タヤグ(ブルーノ・マーズ、ジャバウォーキーズ)が振付を手掛けた「Find My Way (feat. Beck)」のビデオは、MTV Live、MTVU、全世界のMTV系列チャンネルの他、NYタイムズスクエアのバイアコムCBSのビルボードでプレミア公開された。
この「Find My Way (feat. Beck) 」は、ポール・マッカートニーが2020年12月に発表した最新スタジオ・アルバム『McCartney III』収録曲のリミックス音源を集めたアルバム『McCartney III Imagined』のオープニング曲で、2021年4月16日にデジタル・フォーマットで先行リリースされた。
2021年7月23日にフィジカル・フォーマット(CD、LP、カセット)でも発売された同アルバムは、米ビルボードのストリーミングを含まない純粋なアルバム売上のランキングであるトップ・アルバム・セールス・チャートで1位を獲得(8月7日付)。MRCデータによると、フィジカル・フォーマットでの発売を受けて、7月29日までの週に全米で21,000枚の売り上げを記録。また、リミックス・アルバムが同チャートで1位を獲得したのは、2011年3月5日付のチャートでジャスティン・ビーバーの『Never Say Never』が獲得して以来、約10年ぶりの快挙となる。
Written By Will Schube
ポール・マッカートニー『McCartney III Imagined』
デジタル:2021年4月16日発売
CD&LP:2021年7月23日発売
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