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オリビア・ニュートン・ジョンの「Physical」が80年代ランキングで1位、その他TOP5は?

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オリビア・ニュートン・ジョンの1981年のメガヒット曲「Physical」が米ビルボードによる80年代ヒット・ランキングの1位に輝いた。この度、米ビルボードは、シリウスXMラジオとタッグを組んで、80年代と90年代のTOP500ヒットを網羅するポップ・アップ特番を同ラジオのチャンネル30で制作している。

米ビルボードのコラム“Chart Beat”は、80年代ヒット特番「Top Songs Of The ’80s」が4月15日に終了し、その直後から90年代ヒット特番が始まることを伝えている。“逆数ポイント制”のこのランキングでは、1位を獲得した曲には最も高いポイントが付与されるというものだが、年月の経過と共に変化していったチャート算出方法の違いは考慮され、それぞれの期間で変動したスピードも差し引きされている。

Physical (Live)

 

オリビア・ニュートン・ジョンの「Physical」は1981年11月21日に初めて1位を獲得し、その後1982年1月末まで、実に10週連続で首位の座をキープし、当時の最長記録を打ち立てた。注目すべき点は、その時点でTOP3に入っていた他の2曲もまた1981年にリリースされた楽曲で、キム・カーンズの「Bette Davis Eyes」、そしてダイアナ・ロスライオネル・リッチーによる「Endless Love」はそれぞれ9週に渡って1位の座にいた。

Kim Carnes – Bette Davis Eyes

 

その他TOP5には、サバイバーが1982年に6週連続1位を記録した「Eye Of The Tiger」、1983年に8週に渡って首位の座にいたポリスの「Every Breath You Take」がランクインしている。80年代から最も多くの曲がランクインしているアーティストはマドンナで、13曲がリストに入っているが、TOP20入りしている曲はなく、最高位は「Like A Virgin」の25位となった。プリンスは26位の「When Doves Cry」を筆頭に、8曲がランクインしている。

ザ・ビートルズのメンバーの最高位としては、ポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンによる「Say Say Say」の8位で、ポール・マッカートニーはスティーヴィー・ワンダーとのコラボ曲「Ebony & Ivory」でも14位に入っている。元ザ・ビートルズのメンバーのソロ曲での最高位は、ジョン・レノンが死後に1位を獲得した「(Just Like) Starting Over」だった。TOP500のフルリストはこちらでご覧いただける。

Written By Paul Sexton



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