News
2021 MTV Video Music Awards全ノミネーション。ジャスティン、ビリー、オリヴィアらが主要部門に
2021年度の<MTV ビデオ・ミュージック・アワード>のノミネーションが発表され、ジャスティン・ビーバーとミーガン・ジー・スタリオンが最多6部門にノミネートを果たした。2人は共に、アリアナ・グランデ、ドージャ・キャット、また今年初ノミネートとなるオリヴィア・ロドリゴ、テイラー・スウィフトらと“最優秀アーティスト賞”の座を競うことになる。
<関連記事>
・ジャスティン・ビーバー『Justice』解説
・オリヴィア・ロドリゴのデビューアルバム『SOUR』全曲解説
・ビリー・アイリッシュ、新作アルバム『Happier than Ever』が全米/全英で1位を獲得
また、ヒット曲「Mood」で“最優秀楽曲賞”にノミネートされている24kゴールデン、そして今年4月にMTV Pushに選出された「Without You」が“最優秀MTV PUSHアーティスト賞”にノミネートされているザ・キッド・ラロイの2人も、共に“最優秀新人賞”をはじめ、複数部門に初ノミネートされている。その他、ビリー・アイリッシュ、BTS、ドージャ・キャット、ドレイク、ギヴィオン、リル・ナズ・Xらもそれぞれ5部門にノミネート。
今年のMTV Video Music Awardsの授賞式は、現地時間9月12日(日)午後8時からNYブルックリンのバークレイズ・センターで開催され、米主要テレビ局にて同時放送される予定だ。
このMTV Video Music Awardsが、ニューヨークの街がようやく再開されて以来、ファンで埋め尽くされる初の授賞式の一つになるというMTVは、感染力の強いデルタ株が再び全米でも猛威を奮う中、安全にイベントを開催するための努力について、プレスリリースで次のように述べている。
「MTVとバークレイズ・センターは、アーティストやファン、スタッフ、パートナーの皆さんの健康と安全を最優先に考え、世界中の音楽ファンの方々に安全に集っていただけるように、州や地域の関係者と緊密に協力し、最善の対策を実践します」
今年の全ノミネーションリストは下記の通り。ファン投票はこちらで受付中で、9月3日に締め切られる。
最優秀ビデオ賞(VIDEO OF THE YEAR)
カーディ・B ft. ミーガン・ジー・スタリオン「WAP」
DJキャレド ft. ドレイク「POPSTAR」(Starring ジャスティン・ビーバー)
ドージャ・キャット ft. シザ「Kiss Me More」
エド・シーラン「Bad Habits」
リル・ナズ・X「Montero (Call Me By Your Name)」
ザ・ウィークエンド「Save Your Tears」
最優秀アーティスト賞(ARTIST OF THE YEAR)
アリアナ・グランデ
ドージャ・キャット
ジャスティン・ビーバー
ミーガン・ジー・スタリオン
オリヴィア・ロドリゴ
テイラー・スウィフト
最優秀楽曲賞(SONG OF THE YEAR)
24kゴールデン ft. イアン・ディオール「Mood」
ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク、シルク・ソニック「Leave The Door Open」
BTS「Dynamite」
カーディ・B ft. ミーガン・ジー・スタリオン「WAP」
デュア・リパ「Levitating」
オリヴィア・ロドリゴ「drivers license」
最優秀楽曲賞(BEST NEW ARTIST)
24kゴールデン
Giveon
ザ・キッド・ラロイ
オリヴィア・ロドリゴ
ポロG
スウィーティー
最優秀PUSHパフォーマンス賞(PUSH PERFORMANCE OF THE YEAR)
ワロウズ「Are You Bored Yet?」(2020年9月度)
アシュニコ「Daisy」(2020年10月度)
SAINt JHN「Gorgeous」(2020年11月度)
24kゴールデン「Coco」(2020年12月度)
JC スチュワート「Break My Heart」(2021年1月度)
Latto「Sex Lies」(2021年2月度)
マディソン・ビアー「Selfish」(2021年3月度)
ザ・キッド・ラロイ「Without You」(2021年4月度)
オリヴィア・ロドリゴ「drivers license」(2021年5月度)
ガール・イン・レッド「Serotonin」(2021年6月度)
フーシェ「my slime」(2021年7月度)
ジェイデン「Think About Me」(2021年8月度)
最優秀コラボレーション賞(BEST COLLABORATION)
24kゴールデン ft. イアン・ディオール「Mood」
カーディ・B ft. ミーガン・ジー・スタリオン「WAP」
ドージャ・キャット ft. シザ「Kiss Me More」
ドレイク ft. リル・ダーク「Laugh Now Cry Later」
ジャスティン・ビーバー ft. ダニエル・シーザー、Giveon「Peaches」
マイリー・サイラス ft. デュア・リパ「Prisoner」
最優秀ポップ・ビデオ賞(BEST POP)
アリアナ・グランデ「positions」
ビリー・アイリッシュ「Therefore I Am」
BTS「Butter」
ハリー・スタイルズ「Treat People With Kindness」
ジャスティン・ビーバー ft. ダニエル・シーザー、Giveon「c」
オリヴィア・ロドリゴ「good 4 u」
ショーン・メンデス「Wonder」
テイラー・スウィフト「Willow」
最優秀ヒップホップ・ビデオ賞(BEST HIP HOP)
カーディ・B ft.ミーガン・ジー・スタリオン「WAP」
ドレイク ft. リル・ダーク「Laugh Now Cry Later」
リル・ベイビー ft. ミーガン・ジー・スタリオン「On Me (Remix)」
Moneybagg Yo「Said Sum」
ポロG「RAPSTAR」
トラヴィス・スコット ft. ヤング・サグ & M.I.A.「Franchise」
最優秀ロック・ビデオ賞(BEST ROCK)
エヴァネッセンス「Use My Voice」
フー・ファイターズ「Shame Shame」
ジョン・メイヤー「Last Train Home」
ザ・キラーズ「My Own Soul’s Warning」
キングス・オブ・レオン「The Bandit」
レニー・クラヴィッツ「Raise Vibration」
最優秀オルタナティブビデオ賞(BEST ALTERNATIVE)
ブリーチャーズ「Stop Making This Hurt」
グラス・アニマルズ「Heat Waves」
イマジン・ドラゴンズ「Follow You」
マシン・ガン・ケリー、ブラックベアー「My Ex’s Best Friend」
トゥエンティ・ワン・パイロッツ「Shy Away」
ウィロー ft. トラヴィス・バーカー「Transparent Soul」
最優秀ラテン・ビデオ賞(BEST LATIN)
バッド・バニー x ジェイ・コルテス 「Dákiti」
ビリー・アイリッシュ & ロザリア「Lo Vas A Olvidar」
ブラック・アイド・ピーズ & シャキーラ「Girl Like Me」
J. バルヴィン、デュア・リパ、バッド・バニー、Tainy「Un Dia (One Day)」
カロルG「Bichota」
マルーマ「Hawái」
最優秀R&B・ビデオ賞(BEST R&B)
ビヨンセ、ブルー・アイヴィ、SAINt JHN、ウィズキッド「Brown Skin Girl」
ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク、シルク・ソニック「Leave The Door Open」
クリス・ブラウン & ヤング・サグ「Go Crazy」
Giveon「Heartbreak Anniversary」
H.E.R. ft. クリス・ブラウン「Come Through」
シザ「Good Days」
最優秀K-POP・ビデオ賞(BEST K-POP)
BLACKPINK & セレーナ・ゴメス「Ice Cream」
BTS「Butter」
(G)I-DLE「DUMDi DUMDi」
MONSTA X「Gambler」
SEVENTEEN「Ready to love」
TWICE「Alcohol-Free」
ビデオ・フォー・グッド賞(VIDEO FOR GOOD)
ビリー・アイリッシュ「Your Power」
デミ・ロヴァート「Dancing With The Devil」
H.E.R.「Fight For You」
Kane Brown「Worldwide Beautiful」
リル・ナズ・X「Montero (Call Me By Your Name)」
ファレル・ウィリアムス ft. ジェイ・Z「Entrepreneur」
最優秀監督賞(BEST DIRECTION)
ビリー・アイリッシュ「Your Power」(監督:ビリー・アイリッシュ)
DJキャレド ft. ドレイク「Popstar」(主演:ジャスティン・ビーバー、監督:ディレクターXこと本名ジュリアン・クリスチャン・ルッツ)
リル・ナズ・X 「Montero (Call Me By Your Name)」(監督:リル・ナズ・X&タヌ・ムイノ)
テイラー・スウィフト「Willow」(テイラー・スウィフト)
トラヴィス・スコット ft, ヤング・サグ & M.I.A.「Franchise」(監督:トラヴィス・スコット)
タイラー・ザ・クリエイター「Lumberjack」(監督:ウルフ・ヘイリーことタイラー・ザ・クリエイター)
最優秀撮影賞(BEST CINEMATOGRAPHY)
ビヨンセ、ブルー・アイヴィ、セイントJHN、ウィズキッド「Brown Skin Girl」(撮影:ベノワ・ソレル、マリク H.、Sayeed、ムハンマド・アッタ・アーメド、サンティアゴ・ゴンサレス、ライアン・ヘルファント)
ビリー・アイリッシュ「Therefore I Am」(撮影:ロブ・ウィット)
フー・ファイターズ「Shame Shame」(撮影:サンティアゴ・ゴンサレス)
ジャスティン・ビーバー ft. チャンス・ザ・ラッパー「Holy」(撮影:イライアス・タルボット)
レディー・ガガ「911」(撮影:ジェフ・クローネンウェス)
ロード「Solar Power」(撮影:アンドリュー・ストラウド)
最優秀アートディレクション賞(BEST ART DIRECTION)
ビヨンセ、シャッタ・ウェール、メジャー・レイザー「ALREADY」(スーザン・リンズ& ジェラルド・サントス)
エド・シーラン「Bad Habits」(アリソン・ドミニッツ)
レディー・ガガ「911」(トム・フォーデン&ピーター・アンドラス)
リル・ナズ・X「MONTERO (Call Me By Your Name)」(ジョン・リシュー)
スウィーティー ft. ドージャ・キャット「Best Friend」(アート・ヘインズ)
テイラー・スウィフト「Willow」(イーサン・トブマン&レジーナ・フェルナンデス)
最優秀視覚効果賞(BEST VISUAL EFFECTS)
ベラ・ポーチ「Build a Bitch」(Andrew Donoho, Denhov Visuals, Denis Strahhov, Rein Jakobson, Vahur Kuusk, Tatjana Pavlik, Yekaterina Vetrova)
コールドプレイ「Higher Power」(Mathematic)
ドージャ・キャット & ザ・ウィークエンド「You Right」(La Pac, Anthony Lestremau, Julien Missaire, Petr Shkolniy, Alexi Bailla, Micha Sher, Antoine Hache, Mikros MPC, Nicolas Huget, Guillaume Ho Tsong Fang, Benjamin Lenfant, Stephane Pivron, MPC Bangalore, Chanakya Chander, Raju Ganesh, David Rouxel)
グラス・アニマルズ「Tangerine」( Ronan Fourreau)
リル・ナズ・X「Montero (Call Me By Your Name)」(Mathematic)
ピンク「All I Know So Far」(BUF, VFX Supervisors: Dominique Vidal & Geoffrey Niquet, VFX Producers: Annabelle Zoellin & Camille Gibrat)
最優秀振付賞(BEST CHOREOGRAPHY)
アリアナ・グランデ「34+35」(ブライアン・ニコルソン&スコット・ニコルソン)
BTS「Butter」(ソン・ソンドゥク with BHM Performance Directing Team)
エド・シーラン「Bad Habits」(ナトリシア・バーナード)
フー・ファイターズ「Shame Shame」(ニナ・マクニーリー)
ハリー・スタイルズ「Treat People With Kindness」(ポール・ロバーツ)
マシュメロ & ホールジー「Be Kind」(ダニ・ヴィターレ)
最優秀編集賞(BEST EDITING)
ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク、シルク・ソニック「Leave The Door Open」(Troy Charbonnet)
BTS「Butter」(Yong Seok Choi from Lumpens)
ドレイク「What’s Next」(Noah Kendal)
ハリー・スタイルズ「Treat People With Kindness」(Claudia Wass)
ジャスティン・ビーバー ft. ダニエル・シーザー、 ギヴィオン「Peaches」(Mark Mayr & Vinnie Hobbs)
マイリー・サイラス ft. デュア・リパ「Prisoner」
Written By Will Schube
- ジャスティン・ビーバー、コロナ禍でポップスターが生み出す音楽
- オリヴィア・ロドリゴの「drivers license」が7月新ドラマ『イタイケに恋して』の主題歌に
- ジャスティン・ビーバーのベストソング20
- ジャスティン・ビーバー『Changes』: 新時代を切り拓くミュージシャンの足跡
- 17歳の新人、オリヴィア・ロドリゴがいきなり記録的ヒットになった理由
- オリヴィア・ロドリゴが18歳の誕生日に紹介、彼女が影響を受けた18曲とは
- “学校にいかない”ホームスクールは成功の近道? ビリーやオリヴィア・ロドリゴの例を解説
- ビリー・アイリッシュ、変貌したヴィジュアルとそこに込めた思いとは
- ビリー・アイリッシュと政治:新しいポップ・アイコンの形
- 新人ビリー・アイリッシュが大成功をおさめた現代的な8つの理由
- テイラー・スウィフトの再録盤『Red (Taylor’s Version) 』豪華ゲスト参加のトラックリストが公開
- 女性初、3度目のグラミー賞最優秀アルバム賞に輝いたテイラー・スウィフト
- 新たな代表作『folklore』がもたらした、テイラー・スウィフトのネクストステージ
- テイラー・スウィフト、ビートルズによる記録を54年ぶりに更新