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NYを拠点に活躍中の“ジャズ作曲家”挾間美帆のアルバム『Dancer in Nowhere』が、グラミー賞にノミネート
“ジャズ作曲家”としてニューヨークを拠点に活動する挾間美帆(はざまみほ)のアルバム『Dancer in Nowhere』が、米国の第62回グラミー賞の「最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム部門(Best Large Jazz Ensemble Album)」の候補に選出された。
挾間美帆は、マンハッタン音楽院大学院(ジャズ作曲専攻)への留学を経て、2012年にアルバム『Journey to Journey』で世界デビュー。以来、ニューヨークを拠点に世界を舞台に活躍中。2016年には米国の権威あるジャズ雑誌ダウンビートの「ジャズの未来を担う25人」に選出された。2017年にはシエナ・ウィンド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに、2019年10月には北欧唯一の国営ラジオ局のビッグバンド「デンマークラジオ・ビッグバンド(DRBB)」の首席指揮者に就任している。
アルバム『Dancer in Nowhere』は、2018年11月(海外は2019年2月)にリリースされた3枚目のオリジナル・アルバム。自身のジャズ室内楽団“m_unit”を率いて、最先端のラージ・アンサンブル・ジャズを表現している。収録曲の全8曲中7曲が挾間のオリジナル曲。また、ジョン・ウィリアムスによる1984年ロサンゼルス・オリンピックの「Olympic Fanfare and Theme 」のカヴァーも収録している。
今回のノミネートにあたっての挾間のコメントは以下の通り。
いまコペンハーゲンにおりまして、首席指揮者に就任したばかりのデンマークラジオ・ビッグバンドとの仕事中に、友人から連絡があって受賞を知りました。ノミネートがいつ発表になるかもよく知らず、本当に突然のニュースで、とにかくびっくりしています。夢のようです。このジャンルでは珍しい”ジャズ室内楽団”ですが、大切な音楽家達と丹精込めて創った作品をこの賞にノミネートしていただけたことを、心から嬉しく思います。これをきっかけに、ジャズ・アンサンブルや、このm_unitというオーケストラを、より多くの方に聴いていただけたら良いなと思います。
―挾間美帆
挾間美帆『Dancer in Nowhere』
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