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メタリカ、ロサンゼルス山火事の被災地支援のために約7,800万円を寄付

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Photo: Taylor Hill/WireImage

1月7日以降、ロサンゼルス近郊に甚大な被害をもたらしている山火事を受けて、メタリカの慈善団体「All Within My Hands Foundation」が支援に乗り出した。同団体は、被災地支援のために地元の2つの団体に合計50万ドル(約7,800万円)の寄付を行う。

この寄付金は、現地で実際に支援活動を行っているカリフォルニア・コミュニティ財団(CCF)とパサデナ・コミュニティ財団(PCF)にそれぞれ25万ドルずつ分配される。

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ロサンゼルス近郊の山火事により、過去1週間で少なくとも24名が死亡し、約10万人が避難命令下に置かれ、4万エーカー以上が焼失、さらに1万2000以上の商業施設や住宅が被害を受けた。火災は依然として鎮火の兆しが見えず、数日後にはサンタ・アナ風の再来が予想されていることから、更なる被害が懸念されている。

メタリカは2017年に「All Within My Hands Foundation」を設立し、労働力教育、飢餓救済、その他の重要な地域サービスを通じて持続可能なコミュニティを創出することを目標に活動している。これまで「Day of Service」や「Month of Giving」、「Helping Hands Concert and Auction」などのイベントを開催してきた。

 

カリフォルニア・コミュニティ財団(CCF)

CCFは地域に根ざした団体や行政機関と連携し、カリフォルニア州森林保護防火局(CalFire)やCDCの社会的脆弱性指数(Social Vulnerability Index)のデータを活用しながら、特に支援が行き届きにくい地域を優先的に支援している。山火事への対応としてCCFは「Wildfire Recovery Fund」を設立し、緊急支援とともに長期的な復興計画にもとづく支援を行っている。同基金は、住宅、医療、メンタルヘルス支援、症例管理、財政支援、労働法教育、移民サービス、緊急サービスなどのインフラ再建を含む幅広いサービスを提供している。「All Within My Hands Foundation」はこの基金に25万ドルを寄付している。

パサデナ・コミュニティ財団(PCF)

地域密着型の団体であるPCFは、山火事が収束に向かうまでの緊急支援とその後の長期的な復興支援に取り組むために「Eaton Canyon Fire Relief and Recovery Fund」を設立。「All Within My Hands Foundation」からのもう25万ドルは同基金に充てられる。

Written By Sam Armstrong



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