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メガデスが『Dystopia』からの新MV「Lying In State」を公開

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メタル・レジェンド、メガデスが、バンドの35周年を祝うキック・オフとなる「Lying In State」のミュージック・ビデオを公開した。メガデスの頭蓋骨のマスコット、ヴィック・ラトルヘッドが刀で武装し、墓地で捕虜になった少年を探すという新しいビデオは、バンドの2016年リリースのアルバム『Dystopia』からの最も暗い楽曲のひとつである。

この曲の歌詞は政治的なもので、デイヴ・ムステインは「いま我々が目にしているものは西洋文化の衰えである」と歌っているが、ミュージック・ビデオ自体は純粋に幻想である。バンドは、廃墟の墓の中にある燃えるドラム缶の横で演奏し、ヴィック・ラトルヘッドの刀には、‘Rust in Peace’と刻まれている(メガデスの1990年のアルバム・タイトルより)、そして、ビデオの結末は超現実的な奇妙なハッピー・エンドをむかえる。

デイヴ・ムステインは、Blabbermouthに次のように語っている。「’Lying In State’ は実際には、’Conquer Or Die’の第2部といえるようなものだ。この2つのパートは.一緒に並べられる予定だった。つまりは、‘Conquer Or Die… Lying In State’(征服または死…”真実の敵は” 国家の中に横たわっている)ということだ。’Lying In State’のパートは、今自分たちにかなりなじみがあることとダブル・ミーニングなんだ。’Lying In State’ とはまさに君たちがいる場所だった。もし死ぬと、全てが見える状態になる。もしくは、たった今、直立している人、演壇煮立っている人、国家の立場にいる人がね」。

「2016年にサンパウロでツアーをしていたときに、’Conquer Or Die’のビデオを撮影したんだ」とデイヴ・ムステインは最近ローリング・ストーン誌に、別の『Dystopia』からのミュージック・ビデオについて語った。「(その滞在の中で)俺たちは、受賞歴のあるブラジル人ディレクター、リオ・リベルティに感銘を受けた。だから、’Lying in State’のヴィデオも撮ってもらうことにしたんだ。 数名の友人と、バンドのファン、そしてプロダクション・クルーたちがビデオの中で役を演じている。特にキコ・ルーレイロ(メガデスのリード・ギタリスト)には感謝しないとな。リオを紹介してくれたんだ。俺は特にヴィックが刀と一緒に悪い感じが好きだね。びっくりだろ」。

リオ・リベルティのリベルタ・フィルム・グループは、ラテン・グラミー、カンヌ、CLIOなどを受賞している。メガデスは、彼が仕事をした中でももっと有名なアメリカ人アクトといえる。

メガデスは、彼等の35周年を祝い、スペシャルなリリースとイベントを予定しており、その始まりがこの「Lying in State」のミュージック・ビデオの公開である。デイヴ・ムステインは毎週木曜日の現地時間午後3時のラジオ Gimme Radioで、この周年を祝っており、彼のキャリアについて語り、コンテストを行い、賞品等も用意されている。

Written by Tim Peacock


 

 

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