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リル・ベイビーが担当、夏公開『スペース・ジャム』続編『スペース・プレイヤーズ』サントラ曲先行公開
リパブリック・レコードとワーナー・ブラザース映画は、マイケル・ジョーダンが主演してヒットを記録した1996年の映画『スペース・ジャム』の続編で、2021年夏に公開される映画『スペース・プレイヤーズ(原題:Space Jam: A New Legacy)』のサウンドトラックの発売を発表。このサントラからのファースト・シングルとして、リル・ベイビー(Lil Baby)とカーク・フランクリン(Kirk Franklin)による「We Win (Space Jam: A New Legacy)」を5月21日に公開した。
この曲はアトランタの大人気ラッパーであるリル・ベイビーと、グラミー賞を16回受賞したゴスペル・アイコンのカーク・フランクリンが、エミネムやジェイ・Zの楽曲を担当してきたジャスト・ブレイズのビートに乗って共演している。この曲でリル・ベイビーは、オリジナルの映画を参照し、次のようにラップしている。
We will be better than ever/Made a promise, we can do it together
And I ain’t breakin’ my word/I just wish that I could fly like a bird
Get away from this earth
俺たちは今まで以上に良くなる/ 約束したんだ 一緒にやろうって
約束は破らない / 鳥のように飛べたらいいのに
この地球から離れて
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映画『スペース・プレイヤーズ』に本人役として主演しているNBAロサンゼルス・レイカーズの人気選手、レブロン・ジェームズが自身のインスタグラムのフォロワーに向けてこの楽曲を先行して公開して話題となっていた。ジェームズはこの映画に、オスカー・ノミネートのドン・チードル、クリス・デイビス、ソネクア・マーティン=グリーン、新人のセドリック・ジョー、ジェフ・バーグマン、エリック・バウザ、ゼンデイヤと共に出演している。
監督のマルコム・D・リーは、ライアン・クーグラーやマーベリック・カーターなどの制作チームとともにこの映画を制作。リル・ベイビーがサウンドトラックを担当し、この映画が文化的なセンセーションを巻き起こすことは間違いないと言われている。この映画は、2021年7月16日に全で公開予定。また、劇場公開から31日後にはストリーミング・サービスのHBO Maxで配信される(日本では8月に劇場公開予定)。
昨年末に発表さえた第2回Apple Music Awardsにてアーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞したリル・ベイビー。最近では、4月末にメーガン・ジー・スタリオンをフィーチャーした「On Me」のリミックスをリリースするなど引き続く精力的活動を続けている。「On Me」は、わずか5ヶ月でRIAA認定のプラチナ・ソング(100万枚の売り上げ)となり、現在、全米のストリーミング・ヒップホップ・ソングのトップ5に入っている。今年だけで、この曲は全世界で4億回以上のストリーミングを記録し、アーバンラジオチャートで1位を獲得しました(リズムラジオでは現在トップ10)。また、昨年発売して全米1位を獲得したアルバム『My Turn』は、250億回のストリームを記録し、2020年米国で最も売れ、最もストリーミングの多いアルバムとなった。
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リル・ベイビー&カーク・フランクリン「We Win (Space Jam: A New Legacy)」
2021年5月21日発売
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music
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