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毎年恒例の「KISS クルーズ」2019年度版のダイジェスト映像が公開

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先日の来日公演も大好評だったアメリカを代表するロック・レジェンド、KISSが今年開催した恒例の「KISS クルーズ」から、約3分のダイジェスト映像を公開した。

KISS KRUISE IX – don't miss out next year!

 

クルーズ船、ノルウェージャン・パールで行われた、2019年度版の「KISS クルーズ」は、現地時間10月30日にフロリダ州マイアミを出発し、グレート・スターラップ・ケイやバハマ、ファルマス経由でジャマイカまで航海し、再びマイアミへと帰ってきた。

KISSは早くも、同じノルウェージャン・パールで同様の行程で開催される2020年度の「KISS クルーズ」を発表しており、来年もまた10月30日にマイアミから出発する予定となっている。

今年の「KISS クルーズ」で、バンドは現在敢行中の引退ツアー”End Of The Road Tour”に、同ツアー最終日になると予告している2020年7月17日のニューヨーク公演を含め、新たに75公演を追加することを発表していた。

さらにKISSは、来年イギリスで開催される<Download 2020>に、アイアン・メイデン、システム・オブ・ア・ダウンらと共にヘッドライナーとして出演することも決定している。

Download Festival 2020 line up announcement video

 

ジーン・シモンズは公式声明の中で、「ずっと言ってきたことですが、Download Festivalの観客は最高です。彼らはどんなことにもついてきてくれる。KISSは、いつもライヴを観に来てくれるファンに感謝を伝えるために、2020年も全力でロックできるよう万全の準備で臨むつもりです」と述べた。

ポール・スタンレーもこう付け加えた。「DownloadはKISSの大胆不敵かつ壮観な47年の集大成となるでしょう。この国と体内に流れる血にまで私たちの音楽が染み付いている仲間たちへの相応しい別れにするつもりです」

現在のKISSのラインナップは、オリジナル・メンバーのポール・スタンレーとジーン・シモンズに加え、2002年に正式メンバーとして加入したトミー・セイヤー、そして1991年より折々参加しているドラマーのエリック・シンガーという顔ぶれである。

1973年に、ポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、当時のドラマーだったピーター・クリス、そしてリード・ギターを務めたエース・フレーリーの4人が結成したKISSは、このオリジナル・メンバーでは最初で最後となる解散ツアーを2000年に行っていた。

その46年ものキャリアの中で、KISSは、北米のバンドでは最多となる23枚ものゴールド・ディスクとプラチナ・ディスクを獲得した。



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