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ケイシー・マスグレイヴス、9月10日に新作アルバム『Star-Crossed』を発売。同名短編映画も公開に

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Photo: YouTube/Interscope/UMG Nashville

ナッシュビルを拠点に活動するシンガー・ソングライター、ケイシー・マスグレイヴス(Kacey Musgraves)が、2018年の大ヒット作『Golden Hour』に続くニュー・アルバム『Star-Crossed』を2021年9月10日にリリースすることを発表。

アルバムの発表に合わせて前作での共作チーム、ダニエル・タシアンとイアン・フィッチュクらと共同プロデュースを手掛けたアルバムのオープニングを飾るタイトル・トラックを公開した。

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KACEY MUSGRAVES | star-crossed (official lyric video)

また、ケイシー・マスグレイヴスは、発売日となる9月10日にあわせて、動画配信サービス“Paramount+”で、自身が主演を務め、俳優のユージン・レヴィやニューヨーク出身のラッパー/R&Bアーティストのプリンセス・ノキアらがカメオ出演する新作アルバム『Star-Crossed』と同名タイトルの50分間のショート・フィルムを公開することも発表している。監督を務めるバルディア・ゼイナリは、今作についてこう述べている。

「アートとファッションの視点を通した幻想的で高揚感に溢れる彼女の物語を、本質や感情を損なうことなく、映画のような壮大さをもって伝えたいと思いました」

ピッチフォークによると、今年初めにナッシュビルでわずか3週間弱でレコーディングが行われた今作は、“心の痛みを癒しを描いた3幕からなる極めてパーソナルな現代の悲劇の物語”だという。

前作『Golden Hour』で2019年のグラミー賞“最優秀アルバム賞”を受賞したケイシー・マスグレイヴスは、ELLE誌の取材に対し、私生活で経験した離婚の悲しみやトラウマが曲づくりによって浄化されていったことを明かしている。

「“悲劇”という言葉が頭に浮かびました。アルバムが現代のシェークスピアや悲劇的なギリシャ神話のように語られたらどうだろう?って考えたんです。その時はまだちゃんと理解していませんでしたし、今でも“古英語”にはかなり頭を使います。でも、そこには現代にも通じるテーマがあり、語られ方が違うだけなんです。人間が生きている限り、息をしている限り、泣いている限り、愛している限り、死んでいる限り、戦っている限り、そういったテーマは永遠に続くのです」

重いテーマを掲げながらも、彼女は再びユーモアとウィットに富んだ巧妙な歌詞に、キャッチーで力強いメロディーと親しみやすさを融合させる持ち前の能力を発揮することだろう。また彼女は、新作のレコーディング中に行われたはELLE誌のインタビュー中で、自身が影響を受けたアーティストとして、ビル・ウィザース、ダフト・パンク、シャーデー、イーグルス、ウィーザーを挙げている。

Written By Will Schube



ケイシー・マスグレイヴス『Star-Crossed』
2021年9月10日発売
iTunes / Apple Music /Spotify / Amazon Music

<トラックリスト>
01 Star-Crossed
02 Good Wife
03 Cherry Blossom
04 Simple Times
05 If This Was a Movie…
06 Justified
07 Angel
08 Breadwinner
09 Camera Roll
10 Easier Said
11 Hookup Scene
12 Keep Lookin’ Up
13 What Doesn’t Kill Me
14 There Is a Light
15 Gracias a la Vida




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