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ジョン・レノンとオノ・ヨーコのNY初期の生活と伝説ライヴを描いた新ドキュメンタリーの予告編公開

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Photo: Courtesy of Magnolia Pictures

1970年代初頭にニューヨークに移り住んだジョン・レノンとオノ・ヨーコの親密な日々を描いた新ドキュメンタリー映画『One To One: John & Yoko』が、2025んdん4月11日より全米各地の劇場で公開される。公開に先立ち、本作の予告編映像が初公開された。

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『One To One: John & Yoko』は、1972年8月30日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催された無料チャリティ・ライヴ “ワン・トゥ・ワン・ベネフィット・コンサート”に焦点を当てた作品となる。同コンサートは、ザ・ビートルズ解散後にジョン・レノンが行った唯一のフル・コンサートとして知られており、オノ・ヨーコのプラスティック・オノ・バンドやエレファンツ・メモリーと共に、スペシャル・ゲストらがステージに立った。

また、この新ドキュメンタリーには、ジョンとヨーコがニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジのアパートに移り住んだ当時の電話の会話やプライベートなホームビデオといった、1971年から72年にかけての未公開映像、新たに修復された貴重なアーカイブ映像に加え、「ザ・プライス・イズ・ライト」や「わが家は11人」、コカ・コーラのCM、ジャーナリストのウォルター・クロンカイトによるニクソン政権やベトナム戦争の報道など、当時2人が夢中になっていたアメリカのテレビ番組の断片なども組み込まれている。

ケヴィン・マクドナルドが監督を務める本作には、ジョンとヨーコの息子であるショーン・オノ・レノンが新たにリミックス&プロデュースした楽曲も収録。ショーンは声明の中で、この作品について次のように述べている。

「ケヴィンのドキュメンタリーは、バンク・ストリートやニューヨークに移り住んだ初期の両親の生活に、まったく新たな視点をもたらしています。混乱や汚職、不必要な戦争などが渦巻く激動の時代に、平和と非暴力の推進に揺るぎない信念を持ち続けた彼らの姿を、実際の映像を通じて生き生きと描き出しています」

本作に収められている映像の中で、ジョン・レノンは無料コンサートを開催した理由についてこう語っている。

「若者たちの無関心を変えたかった。彼らに語りかけ、歌い、何でもいいから彼らを再び生き生きとさせたかったんだ」

Written By Sam Armstrong



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