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レッド・ホット・チリ・ペッパーズの初期を支えたギタリスト、ジャック・シャーマンが64歳で逝去
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)の初期を支えたギタリストのジャック・シャーマン(Jack Sherman)が2020年8月18日に64歳で亡くなった。死因は現時点でまだ発表されていない。
ジャック・シャーマンは、初代ギタリストのヒレル・スロヴァクがバンドを脱退した後、1983年にバンドに加入。デビュー・アルバム『The Red Hot Chili Peppers』に参加した後に離脱するもセカンド・アルバム『Freaky Styley』の多くの楽曲で共同作曲を担当した。
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バンドはソーシャルメディア上で下記のような声明を発表している。
「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ・ファミリーの私たちは、ジャック・シャーマンがこの世を去った後の世界で順風満帆であることを祈りたいと思います。ジャックは、私たちのデビュー・アルバムや、私たちの最初のアメリカツアーで演奏してくれました。彼はユニークな男で、良い時も悪い時も、その間の全ての時間に感謝しています」
レッド・ホット・チリ・ペッパーズが2012年にロックの殿堂入りを果たした時、シャーマンはバンドで過去にプレイしていた8人のギタリストのうち4人と共に殿堂入りから除外された。彼は当時、ビルボードにこう語っている。
「俺はバンドに何か他のものをもたらしたと主張しているわけではありません……だけど、困難な状況の中でなんとか努力して成功しようとしてきたこと、振り返ってみるとそれこそが成し遂げたことだと思うんです。それが汚されてしまった。俺は不名誉な扱いを受けているんです、最低だよ」
バンド側は、その決定はロックの殿堂のものであり、自分たちのものではないと主張していた。それを示すようにバンドのフロントマン、アンソニー・キーディスは後に彼の自伝でジャックについてこう述べている。
「ジャックに神のご加護を。彼は1年間バンドを支えてくれた。彼がいなければその後の数年もうまくいなかったであろう」
シャーマンは脱退後もバンドのアルバム『Mother’s Milk』や『The Abbey Road EP』にもバックボーカルとして参加していた。また、ボブ・ディランやジョージ・クリントンのような著名なアーティストとも仕事を行っていた。
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