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ホリー・ハンバーストーンが2022年ブリット・アワードの新人部門を受賞
ブリー・ランウェイやローラ・ヤングと並んでノミネートされていたホリー・ハンバーストーン(Holly Humberstone)が、2022年のBRITsことブリット・アワードの新人部門で、以前は批評家賞として知られていたRising Star Awardの受賞者に選ばれた。
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イングランド東部リンカンシャー生まれのホリー・ハンバーストーンは、今回の受賞について以下のようにコメントを述べている。
「私は毎年、両親と一緒にブリット・アワードを見て、まるで別世界から集まってくるアーティストたちに完全に驚かされていました」
「家の4つの壁の中で囲まれたスペースで作った曲で、ライジング・スターに選ばれ、他の2人の素晴らしい女性と一緒にノミネートされたことにとても感激して、現実とは思えないほどです。今年は、初めてのことばかりのワイルドな1年でした。このようなことを実現してくれたすべての人に感謝しています」
2019年度での元賞受賞者のサム・フェンダーは、2人がシングル「Seventeen Going Under」のアコースティックバージョンを披露しているときに、ホリーにこの吉報を伝えた。サム・フェンダーは、彼女にトロフィーを贈り、自分が受賞した時よりも彼女に伝える方が「緊張した」と語っている。
!!!! @samfendermusic pic.twitter.com/JyWkpMjT3i
— Holly Humberstone (@HolHumberstone) December 9, 2021
ブリット・アワードのRising Star Awardは、当初はCritics’ Choice Award(批評家賞)として2008年から新設され、全国紙の音楽編集者や批評家、オンライン音楽編集者、主要ラジオ局や音楽TV局の音楽担当者、さらにはソングライターやプロデューサー、コンサート興行関係者らによる投票で決定されている。過去の受賞者は以下の通り
2008年:アデル
2009年:フローレンス・アンド・ザ・マシーン
2010年:エリー・ゴールディング
2011年:ジェシー・J
2012年:エミリー・サンデー
2013年:トム・オデール
2014年:サム・スミス
2015年:ジェイムス・ベイ
2016年:ジャック・ガレット
2017年:ラグ・アンド・ボーン・マン
2018年:ジョルジャ・スミス
2019年:サム・フェンダー
2020年:セレステ
2021年:グリフ
2022年:ホリー・ハンバーストーン
ホリー・ハンバーストーンの経歴
ホリー・ハンバーストーンは、2020年にデビューEP『Falling Asleep At The Wheel』をリリースし、親しみやすく感染力のあるポップソングに乗せたパーソナルな歌詞で、すぐに世界中の音楽ファンの想像力をかきたてた。それ以降、彼女はApple MusicのIvor Novello Rising Star Awardにノミネートされ、BBCによる期待の新人リストSound of 2021で2位となり、米人気盤積み「The Tonight Show starring Jimmy Fallon」「The Late Late Show、Later… With Jools Holland」にも出演を果たしている。
2021年11月にリリースされた2枚目のEP『The Walls Are Way Too Thin』は、彼女のソングライティングをさらに進化させ、実生活での経験を普遍的に共感できる楽曲へと昇華している。このEPに収録された「Please Don’t Leave Just Yet」では、The 1975のフロントマンであるマティ・ヒーリーとともに共作を行っている。
今回の発表を受け、ホリー・ハンバーストーンは、2月8日にロンドンのThe O2で開催されるBRITs 2022の授賞式でパフォーマンスが決定。この授賞式では、コメディアンのモー・ギリガンが初めて司会を務め、その他の出演者は近日中に、他の部門のノミネーションは12月18日に明らかにされる。
Written By Rhian Daly
ホリー・ハンバーストーン『The Walls Are Way Too Thin』
2021年11月12日発売
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