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ソーシャル・ディスタンスを受けスティングの「Don’t Stand So Close To Me」リミックスが公開
コロナ禍に置いて、ポリスの1980年のヒット曲「Don’t Stand So Close To Me」が時宜を得たアンセムとなっている。元ポリスのフロントマン、スティングとプロデューサーのデイヴ・オーデは、ソーシャル・ディスタンスのプロモーションのため、同曲のリミックスを共同制作した。下記よりお聴きいただける。
ポリス3作目のスタジオ・アルバム『Zenyattà Mondatta』からのリード・シングルとして、1980年9月にリリースされたグラミー受賞曲「Don’t Stand So Close To Me」は、元々若い教師と生徒の情事について歌った作品だったが、昨今ではそのタイトル「私の近くに立たないで」ということもあり、全く新しい意味を持つようなっている。
ビルボードのダンス・クラブ・ソング・チャートでNo.1ヒットの最多記録を持ち、過去にU2、ケイティ・ペリー、レディー・ガガ、セレーナ・ゴメス、オノ・ヨーコらの作品を手掛けてきたデイヴ・オーデは、スティングとタッグを組んで、「Don’t Stand So Close To Me」をプログレッシブ・ハウス・トラックへと変貌させた。
ポリスの「Don’t Stand So Close To Me」オリジナル・ヴァージョンは、1980年の全英ポップ・チャートで1位を獲得し、同年イギリスで最も売れたシングルとなり、アメリカでは1981年4月の全米シングル・チャートで10位を記録。その5年後、バンドはコンピレーション・アルバム『Every Breath You Take: The Singles』のために同曲を再訪し、よりスロウでムードのあるアレンジを施したヴァージョンをレコーディングした。
今年4月、スティングは“The Tonight Show”にザ・ルーツとジミー・ファロンと共にリモート出演し、伝統的なものから、身の回りの物まで、様々な楽器を取り入れた、この曲の魅力的なパフォーマンスを披露している。
また、先日スティングは、米ローリングストーン誌による自宅パフォーマンス・シリーズ「In My Room」に登場し、イギリスの自宅スタジオから「Message In A Bottle」、「Fragile」、「Englishman In New York」の3曲を披露。また同週には、IGTVシリーズにシャギーと共にリモート出演し、シャギーの2000年のヒット曲「Angel」をデュエットで披露している。
Written By Sophie Smith
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スティングによる全曲解説掲載(日本語訳付)