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デフ・レパード『Hysteria』完全再現ツアーを2018年に開催か
デフ・レパードが彼らの名作アルバム『Hysteria』の完全再現ツアーを2018年に計画していることが明らかになった。
このニュースは先週、デフ・レパードのギタリストであるフィル・コリンがLAのラジオ局95.5KLOSでセックス・ピストルズのギタリスト、スティーヴ・ジョーンズの番組「Jonesy’s Jukebox」に出演した際に明らかになった。
先日uDiscoverでも告知した『Hysteria』30周年記念盤のリリースに際して、このアルバムにまつわるツアーを行うのかと質問されると「やるつもりだ。というか、来年ツアーに出ることは間違いない。アルバムを全曲演奏して欲しいというオファーがあったので、そういうことになるだろう」と語った。
あらゆるロック・ファン達にとって『Hysteria』は、ロック史上最も栄誉があり、尊敬されるべきアルバムのひとつであることは明白である。イギリスのシェフィールド出身のこの5人組は、このアルバムで2度目となるダイアモンド・アルバム(全米で売り上げ1000万枚)を獲得し、全世界での売り上げは3,000万枚、全米だけでも1,200万枚のセールスを記録。さらにこのアルバムはブルース・スプリングスティーンの『Born In The U.S.A』に唯一並ぶ、全米チャート・トップ40に90週に渡ってチャート・インした作品である。あらゆるチャートを征服。アルバム『Hysteria』には「Pour Some Suger On Me」、「Animal」、「Love Bites」、「Hysteria」、「Rocket」といった5曲の色褪せない名曲が収録され、全米アルバム・チャートと全英アルバム・チャートで首位を獲得した。
最近行われたフォーブス誌のインタビューで、デフ・レパードのシンガーであるジョー・エリオットはこう語っている「『Hysteria』の様なアルバムを出すというのは、タトゥーを入れるのと似ている。1度決めたら、その日以来、我々の人生のほぼ毎日をこのアルバムと共に生きているようになる。アルバムには12曲収録されている。その中の少なくとも3〜4曲、もしかしたら5曲は我々の全てのショーで演奏するくらい、ライヴではあまりにも重要な曲ばかりなんだ」。
彼は続けて語る。「俺たちは“あのヒット曲はもう演奏しない”という考え方をしないんだ。俺たちが必ず演奏する曲のリストの中の多くは『Hysteria』からの曲で、それはバンドとしての重要な宣言であり、幸運なことに今日でもそうあり続けているんだ。そこが素晴らしいところなんだ。よくありがちな、物凄く売れたけどもうこの世に存在しなくなったようなレコードではなくて、まだ生き続けているんだ。『Hotel California』や『Rumours(邦題:噂)』や『Led Zeppelin 4』が生き続けている様にね。もちろん今でもアクティブなアルバムとは言わないが、俺たちの人生と同じく、オーディエンスの人生の一部として未だに生き続けていると思う。今でもこのTシャツを買ってくれるファンがいる。俺たちもファンも、真っ先に選ぶのはこのレコードなんだ」。
Written by Tim Peacock
デフ・レパード『ヒステリア 30周年記念スーパー・デラックス・エディション』2017年8月11日発売!
大英帝国が生んだモンスター・ロック・バンド、デフ・レパードの4作目『ヒステリア』が30周年記念スーパー・デラックス盤として登場!
※日本盤販売終了
【輸入盤】はこちら
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