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Def Jam創設40周年を祝うプレイリストが公開:第一弾は1984年から1994年まで
今年創設40周年を迎えたDef Jamが、レーベルの類稀なるレガシーと歴史的なアニバーサリーを祝う初のプレイリストを公開した。『Def Jam 40: Def Jam Origins (1984-1994)』と題されたこのプレイリストは、ビースティ・ボーイズ、パブリック・エネミー、LL・クール・Jなどのアーティストをフィーチャーし、レーベル初期の時代を紹介している。
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今年2月、Def Jamは、レーベルの歴史を写真と共に辿る年表と、ヒップホップの重要イベントが実際に起こった場所を表示するインタラクティブ・マップを備えた特設ページを開設し、この記念すべきアニバーサリーのお祝いをスタートさせていた。
年表は、レーベルが設立され、ジャジー・ジェイが「It’s Yours」をリリースした1984年から始まり、2024年まで様々なリリースや契約などが見られるようになっている。
Def Jamは1985年にレーベル初のアルバムとなるLL・クール・Jの『Radio』をリリースし、その1年後、Def Jamはスリック・リックと契約。80年代半ばには、R&B歌手のオラン・ジュース・ジョーンズやヘヴィ・メタル・バンドのスレイヤーとも契約し、ジャンルの幅を広げていき、1986年に、ビースティ・ボーイズのデビュー・アルバム『Licensed to Ill』は大ブレイク作品となった。さらに90年代に入ると、Def JamはLL・クール・Jの『Mama Said Knock You Out』やパブリック・エネミーの『Fear of a Black Planet』といった大作アルバムを発表。
また、特設サイトに掲載されたインタラクティブ・マップには、ヒップホップの発展に大きな影響を与えたスタジオ、地域、ナイトクラブなどが掲載されており、それらのスポットには、90年代にNYマンハッタンのヴァリック・ストリートにあったDef Jamオフィス、マディソン・スクエア・ガーデン、ジェイ・Zとアリシア・キーズが「Empire State of Mind」をレコーディングしたRock the Mic Studios、ジェイ・Z、バスタ・ライムス、DMXが通ったブルックリンのジョージ・ウェスティングハウス・キャリア・アンド・テクニカル・エデュケーション高校などが含まれる。
他にも、グレン・E・フリードマンがビースティ・ボーイズのファースト・アルバムのためのアーティスト写真を撮ったワシントン・スクエア・パーク、LL・クール・Jがキャリア最初期のライヴを行ったハンター・カレッジ、Def Jamでレコーディングされた最初の楽曲であり、レーベル初のヒップホップ作品でもある「It’s Yours」が録音されたロングアイランド・シティのパワープレイ・スタジオなどがある。さらに、ブルックリンのボーラムヒルのステート・ストリート560番地にあったジェイ・Zがかつて暮らしていたアパートなども見ることができる。
Written By Will Schube
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