News
フリートウッド・マックのクリスティーンがデニス・ウィルソンとの恋、無人島に持っていく8枚のレコードを語る
フリートウッド・マックのクリスティン・マックヴィーは、BBCのラジオ番組「Desert Island Discs」に出演し、ファッツ・ドミノ、ザ・ビートルズ、そしてエタ・ジェイムスの名曲を選曲した。シンガー、ライター、そしてキーボード・プレイヤーであるクリスティン・マックヴィーは、2013年にフリートウッド・マックに復帰し、同年12月17日にこのBBCラジオの長寿番組に出演し、元恋人でビーチ・ボーイズのデニス・ウィルソンへの愛についても語った。
<関連記事>
・フリートウッド・マック創設メンバーでギターの名手ピーター・グリーンが逝去
・フリートウッド・マック初期の重要メンバー、ダニー・カーワン永眠
クリスティン・マックヴィーはビーチ・ボーイズの『L.A. (Light Album)』から、デニス・ウィルソンがリード・ヴォーカルを務める「Angel Come Home」を選曲してこう語った。
「彼はめちゃくちゃだったけど、カリスマがあって、チャーミングでとてもハンサムだった。すぐに彼に夢中になって、何年間かジェットコースターのような恋愛をしてね。とにかく大好きだった」
番組は架空の無人島に持って行く8枚のレコードを選ぶという趣旨で、クリスティン・マックヴィーはその選曲の中に「Ain’t That A Shame」を選曲し、クラシック・ピアノを学んでいた若い頃の自身のプレイ・スタイルにファッツ・ドミノが主な影響を与えたことを話した。
「ある日、練習していたらファッツ・ドミノの音楽の本があったんです。それまで見たことがなかったから、手にとって初見で弾いてみて。私のブギーな左手はそこからきていると思うし、何年も曲作りをしてきたけどそれはずっと残っている。いつもあのブギー・ベースがちょっと入ってるんでしょうね」
また、エヴァリー・ブラザーズの「Cathy’s Clown」を選び、大学生だった頃に彼らのライヴに行ったことを振り返る。
「なんとかバック・ステージに入ることができて、棚にずっと隠れていて、最後はもう我慢できないと思って、棚から出たの。そこでいろんな人と話して、そこにフィル・エヴァリーが立っていた。それから何年も後に、フリートウッド・マックのクリスティン・マックヴィーとして出会って一緒にデュエットしたんですよ」
ザ・ビートルズがカヴァーしたチャック・ベリー「Roll Over Beethoven」も選び、また、フリートウッド・マックに加入する前に、チキン・シャックでカヴァーし、リード・ヴォーカルを務め、最初に彼女を有名にしたエタ・ジェイムスの「I’d Rather Go Blind」もあげた。
また、フリートウッド・マックの初期のヒット作「Man Of The World」、ヴィヴァルディの「Four Seasons(四季)」とヴォーン・ウィリアムス「The Lark Ascending(揚げひばり)」も選曲した。
Written by Paul Sexton
- ビーチ・ボーイズ アーティスト・ページ
- フリーウッド・マック関連記事
- ビーチ・ボーイズ関連記事
- ビーチ・ボーイズの初であり”ほぼ唯一”の全米アルバム1位はライブ盤
- ビーチ・ボーイズによるカヴァー曲TOP15