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セレステによるボブ・マーリー「One Love」のカヴァーがオークリーのキャンペーン・ソングに

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8月 12, 2020

Photo: Joseph Okpako/WireImage

その年で最も期待される新人を選ぶ「BBC Sound of 2020」の1位やブリット・アワード批評家賞を受賞している新進気鋭のシンガーソングライター、セレステ（Celeste）。彼女がボブ・マーリー（Bob Marley）の名曲「One Love」を楽しく、ブルージーに、そして完全なるオリジナル・ヴァージョンでレコーディングした音源が公開された。

このソウルフルなカヴァーは、アパレルブランド、オークリーの＜For The Love Of Sport＞キャンペーンのローンチに合わせてリリースされたもので、チーム・オークリーの様々なアスリートをフィーチャーした感動的なビデオも公開されている。

Oakley – One Love, ft Celeste

ブリット・アワード受賞歴を誇るジャマイカ系イギリス人であるセレステは、この度マーリー家から指名を受け、平和、愛、団結を求めるこのレゲエ・アンセムをカヴァーすることになり、楽曲はヒップホップのビートと聖歌隊の高らかな歌声が融合した、モダンでソウルフルなトラックに仕上がっている。

また、同曲の歌詞の一部は、全米女子バスケットボール協会（WNBA）のダイアモンド・デシールズ、BMXチャンピオンのキャロライン・ブキャナン、プロスケートボーダーのライアン・シェクラー、パラリンピック・スキーヤーのオクサナ・マスターズ）、サーファーのイタロ・フェレイラ、ロサンゼルス・エンゼルスで活躍する大谷翔平など、世界を舞台に活躍するチーム・オークリーのアスリートたちの言葉を引用しアレンジされている。

オークリーのグローバルマーケティングディレクターであるベン・ゴスは声明の中で次のように述べている。

「スポーツには、参加する側にとっても観戦する側とってもに、感情を呼び起こす力があります。そして、世界は今、脆弱な状態にあります。私たちやアスリートたちを駆り立てるもの、そしてスポーツへの愛を共有することで、このような不確かな時代において、地域社会の向上にプラスの影響を与えることができるのではないかと期待しています」

生きていれば今年75歳になっていたボブ・マーリーもまた、大のスポーツ・ファンだった。彼の息子であるジギー・マーリーはこう語っている。

「とりわけサッカーは、父が音楽に次いで2番目に愛したもので、彼の生涯を通じて大きな喜びをもたらしてくれました。世界は今、愛というもの本当に必要としています。この度、オークリーと共に‘One Love’に新たな解釈を加えた素晴らしい作品を作ることができて大変嬉しく思っていますし、この曲のメッセージが最も必要とされている時代において、新たな世代にとっても意味のある作品になっていくことでしょう」

One Love

そんなセレステはイギリスでのロックダウン中も多忙な日々を送っている。彼女は先日エディット・ピアフの不朽の名曲「La Vie En Rose」の幻想的ななカヴァーをリリース。それに先立ち、彼女は英国のカード会社“バークレイカード”主催のYouTubeライヴ・シリーズ“Share The Stage”にルイス・キャパルディと共に出演している。

ルイス・キャパルディはセレステの「Strange」のカヴァーを披露し、今年のブリット・アワードでの彼女の魅惑的なパフォーマンスを見て「純粋に魅了されました…圧倒されました」と振り返っていた。

Barclaycard Share The Stage | Episode 2

彼女はこれまでにも、世界保健機関（WHO）企画による“グローバル・シティズン・セッション（クリス・マーティンによって選ばれたアーティストが出演）”や“グラハム・ノートン・ショー”、BBCの“チルドレン・イン・ニード”によるチャリティ番組「ザ・ビッグ・ナイト・イン」といった注目度の高いライヴ配信番組に出演している。

Written By Sophie Smith

セレステ『Not Your Muse』
2021年2月26日発売
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