New Releases
ボン・ジョヴィ、デビュー40周年を記念して1stアルバムのデラックス盤が配信開始
今からちょうど40年前、1984年1月24日にリリースされたアメリカを代表するロック・バンド、ボン・ジョヴィのデビューアルバム『Bon Jovi(邦題:夜明けのランナウェイ)』。この発売40周年を記念して、デラックス・エディションが2024年1月24日に配信となり、これにあわせて40周年の始まりを告げるトレイラー動画も公開となった。
<関連記事>
・ボン・ジョヴィ『Slippery When Wet』バンドの人生を変えた1986年の名盤
・「Livin’ On A Prayer」ヒットの裏側:最初ジョンは気に入っていなかった
アルバムの内容
このデラックス・ディションは3月24日にルビーカラーの限定盤LPが、4月5日に限定盤のカセットも併せて発売される(日本盤の発売は現時点では未定)。
『Bon Jovi (Deluxe Edition)』は、リマスターされたオリジナル・アルバムの音源9曲に加え、5曲の未発表のスタジオ録音、加えて1985年に行ったボン・ジョヴィの初の単独来日公演の東京のライヴ音源が4曲収録される。
今回の追加された音源では、初期の代表曲「Runaway」の進化が垣間見ることができる。10曲目にはジョンがカセットに吹き込んだオリジナル・デモ、11曲目にはバンドの初期のリハーサル音源、12曲目にはオルタナティヴ・テイク、13曲目には2つ目のギター・リードを含むバンド初のヒット曲の拡張バージョンまでが収録。また、ジョンがギター・ソロのアイデア・メロディを歌った「Come Back」の初期バージョンも収録される。
4曲のライヴ音源は1985年の東京公演で録音されたもので、2010年にリリースされたCD『Bon Jovi: Special Edition』で初めて商品化されていたが、今回は初の配信となり、今回のために新たにミックスされている。
今回のデラックス・エディションはジョン・ボン・ジョヴィと、長年のサウンド・エンジニアであるオビー・オブライエンによる共同プロデュース作品となっている。
40周年を記念するドキュメンタリー
また、ボン・ジョヴィは40周年を記念する4部作のドキュメンタリーシリーズ『Thank You, Goodnight: The Bon Jovi Story』の配信が決定した。北米ではHuluで、それ以外の地域ではDisney+にて4月26日に初公開される予定だ。『Kobe Bryant’s Muse』『Man in the Arena』『Tom vs. Time』などで知られるGotham Chopraが監督とプロデュースを担当する。
Huluはこのドキュメンタリーの発表の中で同作品を次のように説明している。
「一生に一度の才能の物語がスリリングであるように、ジョン・ボン・ジョヴィのようなレジェンドが、まだ存命の時に、彼自身の最も弱い瞬間を世界に公開することはとても稀なことです」
「40年にわたるパーソナルなビデオ、初期の未発表デモ、オリジナルの歌詞、そしてジャージー・ショアのクラブから地球上で最も大きなステージまでの道のりを記録した未公開写真。このシリーズは、勝利と挫折、最大のヒット曲、最大の失望、そして仲間内での摩擦といった瞬間が追体験できるのです」
Written By uDiscover Team
ボン・ジョヴィ『Bon Jovi (Deluxe Edition)』
2024年1月24日配信
Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
- ボン・ジョヴィ アーティスト・ページ
- ボン・ジョヴィの名曲「Livin’ on a Prayer」のMVがYouTubeにて10億再生を突破
- ボン・ジョヴィ初のゴールド・ディスク、セカンド・アルバム『7800° Fahrenheit』
- ボン・ジョヴィ『These Days』解説:内省的な歌詞と信念を貫いたサウンド
- ボン・ジョヴィ「Livin’ On A Prayer」最初ジョンは気に入っていなかった
- ボン・ジョヴィ『Keep The Faith』:グランジの時代にサウンドを進化させた1枚
- ボン・ジョヴィ『Cross Road』解説:日本で初の1位、人生が交差したベスト
- 初の全米シングル1位「You Give Love A Bad Name」