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ボビー・ブラウン、5年ぶり新曲「Like Bobby」はベイビーフェイスとテディー・ライリーがプロデュース
そして、この新曲「Like Bobby」には、ボビー・ブラウンが30年前、ニュー・エディション脱退後に、ソロ・スターになるのを手助けした2人のソングライター兼プロデューサーが再び起用されている。最初の1人は、ボビー・ブラウンがブレイクするきっかけとなったシングル「Don’t Be Cruel」とそれに続くヒット曲「Roni」や「Every Little Step」を共作したベイビーフェイス。2人目は、”ニュー・ジャック・スウィングのキング”と呼ばれ、ボビー・ブラウンが1989年に発表し、その年最も売れたレコードに認定されたアルバム『Don’t Be Cruel』の数曲にキーボードとバッキング・ヴォーカルで参加しているテディー・ライリーだ。
1988年のセカンド・アルバム『Don’t Be Cruel』の大ヒット後、ボビー・ブラウンは1992年のアルバム『Bobby』でも再びミリオン・セラーを記録した。また、1996年にはアルバム『Home Again』でニュー・エディションにも復帰を果たしたが、1997年のソロ・アルバム『Forever』以降は2012年の『The Masterpiece』まで15年以上も新作をリリースしていなかった。
今月初めには、ボビー・ブラウンの伝記映画「The Bobby Brown Story」がアメリカのテレビ局BETによって放送された。この新曲「Like Bobby」のリリースはその映画の第二部が初放送された僅か数日後のことだった。報じられているところによると、俳優のウッディー・マクレーンが主演のボビー役を演じているこの映画はトータルで660万人の視聴者を集めたとされている。この作品ではボビー・ブラウンがソロとしてブレイクしてから、世間の注目を集めたホイットニー・ヒューストンとの波乱に満ちた結婚、そして更生するまでの物語が描かれている。
ボビー・ブラウンは、ニュー・エディションから派生したもう一つのグループ、ベル・ビヴ・デヴォーとツアー中で10月末まで続く予定になっている。
Written by Tim Peacock
NEW JACK SWING 30周年ノンストップ・ミックス
『NEW JACK SWING -30TH ANNIVERSARY MIX-』