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ボビー・ブラウン、5年ぶり新曲「Like Bobby」はベイビーフェイスとテディー・ライリーがプロデュース

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ボビー・ブラウンが2012年に発売した5枚目のアルバム『The Masterpiece』以来の新曲「Like Bobby」を公開した。インタースコープ・レコードからリリースされたこの新曲は2000年初頭のラッパー、ミスティカルのヒット曲を思わせるサウンドから始まり、みなぎるエネルギーと共に現代のポップ・トレンドへとその形態を変えていく。ボビー・ブラウンは高らかに鳴り響くトラップ・ビートに乗せて、ケンカ腰に「あいつらみんながあの事を噂してる。噂してるが、俺の知ったこっちゃねえ。何故なら俺は結局ボビー・ブラウンだからさ」とラップを繰り広げている。

シングルのジャケット写真には、若きソロ・スターだったボビー・ブラウンのシルエットが描かれ、トラックは鳴り響くホーンと卓越したベースとで構成されている。この激しく燃え上がるような楽曲は、彼を嫌ったり、ゴシップを流す者たちを振り払い、彼自身に纏わる論争や噂話が絶えないにも関わらず、なぜ彼が今もこの場所に居座り続けているのかという理由を歌っているかのようである。新曲は下記でお聴きいただける。

Bobby Brown – Like Bobby (Official Audio)

そして、この新曲「Like Bobby」には、ボビー・ブラウンが30年前、ニュー・エディション脱退後に、ソロ・スターになるのを手助けした2人のソングライター兼プロデューサーが再び起用されている。最初の1人は、ボビー・ブラウンがブレイクするきっかけとなったシングル「Don’t Be Cruel」とそれに続くヒット曲「Roni」や「Every Little Step」を共作したベイビーフェイス。2人目は、”ニュー・ジャック・スウィングのキング”と呼ばれ、ボビー・ブラウンが1989年に発表し、その年最も売れたレコードに認定されたアルバム『Don’t Be Cruel』の数曲にキーボードとバッキング・ヴォーカルで参加しているテディー・ライリーだ。

1988年のセカンド・アルバム『Don’t Be Cruel』の大ヒット後、ボビー・ブラウンは1992年のアルバム『Bobby』でも再びミリオン・セラーを記録した。また、1996年にはアルバム『Home Again』でニュー・エディションにも復帰を果たしたが、1997年のソロ・アルバム『Forever』以降は2012年の『The Masterpiece』まで15年以上も新作をリリースしていなかった。

今月初めには、ボビー・ブラウンの伝記映画「The Bobby Brown Story」がアメリカのテレビ局BETによって放送された。この新曲「Like Bobby」のリリースはその映画の第二部が初放送された僅か数日後のことだった。報じられているところによると、俳優のウッディー・マクレーンが主演のボビー役を演じているこの映画はトータルで660万人の視聴者を集めたとされている。この作品ではボビー・ブラウンがソロとしてブレイクしてから、世間の注目を集めたホイットニー・ヒューストンとの波乱に満ちた結婚、そして更生するまでの物語が描かれている。

ボビー・ブラウンは、ニュー・エディションから派生したもう一つのグループ、ベル・ビヴ・デヴォーとツアー中で10月末まで続く予定になっている。

Written by Tim Peacock



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