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ビリー・アイリッシュ、映画『バービー』挿入歌で音楽監修者を称える賞を受賞

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3月 5, 2024

Billie Eilish and Finneas - Photo: Steven James/White Bear PR

米時間2024年3月3日、映画、テレビ、ゲーム、ドキュメンタリー、広告、予告編などの各分野における音楽監修者の優れた功績を称える第14回“ギルド・オブ・ミュージック・スーパーバイザーズ・アワード”の授賞式がロサンゼルスのウィルターン・シアターで開催され、映画『バービー』のサウンドトラックの監修を務めたジョージ・ドラクリアスが、映画部門の最優秀音楽監督賞（予算2500万ドル以上の作品）を受賞。そしてビリー・アイリッシュと兄のフィニアス・オコネルが同映画のために共作したオリジナル曲「What Was I Made For?」にて最優秀映画音楽賞に輝いた。

映画『バービー』挿入歌｜ビリー・アイリッシュ「What Was I Made For?」

同授賞式で最優秀映画音楽賞を共同受賞したビリーとフィニアスは、彼らのキャリアにおける新たな功績を支えたジョージ・ドラクリアスに感謝の意を表した。また、テレビ部門では、ミュージカル・ドラマ『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』の音楽監修を務めたフランキー・パインが、最優秀音楽監督賞（テレビ・コメディ・ミュージカル部門）と最優秀テレビ音楽賞の2部門を、ビデオゲーム部門では、PS5のゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」の音楽を手掛けたアレックス・ハックフォードが、最優秀ビデオゲーム音楽監督賞（シンク）と最優秀ビデオゲーム音楽監督賞（オリジナル楽曲部門）をW受賞したほか、トーコ・ナガタは『ジョイ・ライド』での最優秀音楽監督賞（予算2500万ドル以下の作品）と『ハロウィン・キラー!』での最優秀非劇場公開映画音楽監督賞の2部門を受賞している。

昨年8月9日に逝去した故ロビー・ロバートソンは、音楽と映画業界への貢献を称えるアイコン賞を受賞し、マーゴ・プライス、ロッコ・デルーカ、ジョニー・シェパードがトリビュート・パフォーマンスを披露した他、アラン・メイソンには、そのキャリアを通じて業界内に与えた影響を称えるレガシー賞が授与された。

授賞式のステージでは、グラミー賞受賞とアカデミー賞ノミネート歴を誇るダン・ウィルソンが、Netflix映画『ジョン・バティステ: アメリカン・シンフォニー』のためにジョン・バティステと共作した「It Never Went Away」を、インディア・カーニーがShowtimeのドラマ・シリーズ『Lの世界ジェネレーションQ』からのノミネート楽曲「I Found You」を、さらに、注目のZ世代シンガー、デヴィッドがマルチ・プラチナに認定されたヒット曲「Romantic Homicide」のパフォーマンスを披露した。

【和訳MV】d4vd – Romantic Homicide / デヴィッド

全受賞者は以下の通り。

【映画部門】

⚫︎最優秀音楽監督賞（予算2500万ドル以上の作品）
ジョージ・ドラクリアス『バービー』

⚫︎最優秀音楽監督賞（予算2500万ドル以下の作品）
トーコ・ナガタ『ジョイ・ライド』

⚫︎最優秀音楽監督賞（予算1000万ドル以下の作品）
リンゼイ・ウルフィントン『シアター・キャンプ』

⚫︎最優秀音楽監督賞（非劇場公開作品）
アンジェラ・アシスティオ『ドリームダンク』、トーコ・ナガタ『ハロウィン・キラー!』

⚫︎最優秀映画音楽賞
映画『バービー』より「What Was I Made For?」
音楽監修：ジョージ・ドラクリア
パフォーマー：ビリー・アイリッシュ
作詞・作曲：ビリー・アイリッシュ・オコネル、フィニアス・オコネル

【テレビ部門】

⚫︎最優秀音楽監督賞（テレビドラマ）
ゲイブ・ヒルファー『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート』シーズン2

⚫︎最優秀音楽監督賞（テレビコメディ・ミュージカル）
フランキー・パイン『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』シーズン1

⚫︎最優秀音楽監督賞（リアリティ番組）
キャリー・ヒューズ『Love & Hip Hop Miami』シーズン5

⚫︎最優秀テレビ音楽賞
『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』より「Look At Us Now (Honeycomb)」
音楽監修：フランキー・パイン
パフォーマー：デイジー・ジョーンズ＆ザ・シックス
作詞・作曲ジェイソン・ボーゼル、ブレイク・ミルズ、マーカス・マムフォード、ジョナサン・ライス、ステフォニー・スミス