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ポール・マッカートニーが人気TV企画「Carpool Karaoke」でリヴァプールを訪問
『ザ・レイト・レイト・ショー with ジェームズ・コーデン』の人気コーナー、相乗りカラオケ「Carpool Karaoke」にポール・マッカートニーが出演した回が6月21日 にCBSで放送され、YouTubeでも公開された。ミュージシャンとしての原点であり、曲作りに関わりのあるいくつかの名所を案内するべく、元ザ・ビートルズのポール・マッカートニーはジェームズ・コーデンを彼の地元リヴァプールに連れていき、よく通った声で会話や歌を楽しんだ。
下にリンクした映像を見てもらうと分かるが、「Penny Lane」や「Blackbird」、「Let It Be」はもちろん、イギリス版『Rubber Soul』のオープニング曲「Drive My Car」を含むさまざまなビートルズのスタンダード曲に合わせて、マッカートニーとコーデンは歌った。「Let It Be」に関しては、彼の母親が夢に現れ、「全て上手くいくから大丈夫」と告げていったことからアイデアを得て作られたというエピソードを聞き出すこともできている。
また、9月にキャピトルから発売予定の『Egypt Station』アルバムから先行発売となる両A面ニュー・シングルの一曲、ポール・マッカートニーの新曲「Come On To Me」もフィーチャーされた。
ガイド・ツアーでは、ポールが少年聖歌隊員だったセント・バーナバスを2人で通り過ぎ、「Penny Lane」の曲に登場する理髪店を訪問。有名なこの通りのストリートサインを見つけたポールがペンでサインを書き、自撮り写真を撮影。壁に書いたポールのサインを見ながら、「誰かがサインを見つけても “これ絶対本人じゃないよ” と言うだろうね」とコーデンはコメントした。
街を歩き、数え切れないほどのファンと握手を交わし、大勢の人が彼の後をついてくるようになるにつれ、ポールは「以前、僕がこの辺りに来た時には、僕に気付く人なんて誰もいなかったのに」とコメントした。
次に、今はナショナル・トラストが保護する歴史的建築物となったポールが育った家を訪問。ポールはBBCラジオ2にこのようにコメントしている「いつもだったら、リヴァプールに来た時は、車で来て家の前に止まり、車に同乗している人なら誰それ構わず “あそこが僕の部屋だったところ、僕が住んでいた家なんだ”と伝えて、幾つかの昔話をしながら車で立ち去るんだ。決して中に入ることはなかったね。でもジェームズが中に入りたがるもんだから、あそこを離れてから初めて中に入ったよ。なんというか衝撃的だったね」
映像の最後には、ポールと彼のバンドがリヴァプールの小さなフィルハーモニック・パブで、「A Hard Day’s Night」や「Ob-La-Di, Ob-La-Da」「Love Me Do」などライブ演奏を披露し、地元のファンを驚かせた。また、ステージに上がったコーデンが「Hey Jude」をポールと一緒に歌い、観客の熱狂的な合唱と共に締めくくられた。
Written By Paul Sexton
↓LPも取扱い開始↓
ポール・マッカートニー『Egypt Station』
2018年9月7日発売
両A面シングル「アイ・ドント・ノウ / カム・オン・トゥ・ミー」配信中!