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ザ・ビートルズ『Yellow Submarine』のグラフィック・ノベルのトレーラー映像公開
ザ・ビートルズのサイケデリックな傑作アニメーション映画『Yellow Submarine』が初めて映画館で上映されてから50年経った今、タイタン・コミックスはこの奇妙な冒険をグラフィック・ノベルにしようとしている。
この新しくアップルが公認したバージョンのグラフィック・ノベルを担当したのは、タイタン・コミックスのアーティストであり、『The Simpsons』も手掛けたビル・モリソン。音楽を愛する海中の明るい国ペパー・ランドが音楽嫌いな青鬼(ブルー・ミーニーズ)に侵略。ペパー・ランドを守るサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドは防音の球体に閉じ込められ、その最中に青鬼達は青いリンゴを矢で落として国民を石像にしていくという物語が描かれている。
そして青鬼に捕まってしまう前に、ペパー・ランドの市長はオールド・フレッドをイエロー・サブマリンに乗せ込み、リンゴ、ジョン、ジョージ、そしてポールをペパー・ランドに呼び戻し、愛と音楽の力で青鬼と戦わせるためにリバプールへ送り込む。
グラフィック・ノベルのトレーラー映像は物語を色鮮やかに描き、お茶目でお洒落に描かれたザ・ビートルズの4人と画面いっぱいにちりばめられた細かい小ネタにファンの心をときめかせるであろう。この新しいグラフィック・ノベルは8月5日発売予定だ。
『Yellow Submarine』にとって2018年は大きな年である。uDiscover Musicが以前報道したように、1968年に上映されたこの傑作アニメ映画のデジタル・リマスター版が、1999年以来約19年ぶりにスクリーンに戻ってくる。この上映はイベント形式で、2018年7月8日にイギリスとアイルランドの映画館にて限定上映され、北米の劇場でも上映される予定となっている。
新しく上映される『Yellow Submarine』はポール・ルータン・ジュニアをはじめ、トリアージ・モーション・ピクチャー・サービスとエスク・インクのスペシャリスト達を集めたチームにより4Kデジタルに復元。映画の楽曲とスコアはアビイ・ロード・スタジオで、ミックス・エンジニアのピーター・コビンにより5.1ステレオ・サラウンド・サウンドにリミックスされている。手書きで作られた繊細な原作であるため、映像を光化学処理するための自動化ソフトは使用されておらず、フレーム単位で、全て手作業で処理されている。
By Tim Peacock