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4ノン・ブロンズの1992年のヒット曲「What’s Up?」がSpotifyで10億回再生を突破
90年代前半に活躍したロック・バンド、4ノン・ブロンズ(4 Non Blondes)の1992年のヒット曲「What’s Up? 」がSpotifyで10億回再生を突破した。
リリース当時、全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で14位を記録した同曲は、海外ではさらに大きなヒットとなり、ヨーロッパの多くの国で1位を獲得し、UKではテイク・ザットの 「Pray」に首位の座を奪われたものの2位を記録した。
「What’s Up?」は、バンドのデビュー作にして唯一のスタジオ・アルバム『Bigger, Better, Faster, More』に収録されている。
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昨年、ドリー・パートンはバンドの中心人物であるリンダ・ペリーを起用した「What’s Up?」の新ヴァージョンを発表し、「とても才能のあるリンダ・ペリーをフィーチャーした私の新曲“What’s Up? ”リリースされたよ」とSNSで述べていた。
2023年には、リンダ・ペリーを題材にしたドキュメンタリー映画も公開されている。マーキュリー・スタジオとユートピア・オリジナルズが製作を手掛け、ドン・ハーディ(2021年のドキュメンタリー『Citizen Penn』など)が監督を務めた映画『Linda Perry: Let It Die Here』は現在公開中だ。
『Linda Perry: Let It Die Here』は、 4ノン・ブロンズの元フロントウーマンで、RockstarとCustardという2つのレーベルの創設者でもある多才なシンガー、ソングライター、プロデューサーとしてのリンダ・ペリーを親密な視点で描いた作品だ。
1989年から1995年まで4ノン・ブロンズに在籍し、代表的なヒット曲 「What’s Up?」を世に送り出した後も、リンダ・ペリーは、クリスティーナ・アギレラの 「Beautiful」、ピンクの 「Get the Party Started」、グウェン・ステファニーの「What You Waiting For?」の共作など、多くのヒット曲を手掛けてきた。
リンダ・ペリーは2015年にソングライターの殿堂入りを果たしている。同ドキュメンタリーの宣伝記事は、彼女を次のように紹介している。
「リンダ・ペリーは、過去30年間で最も率直で存在感のあるアーティストの一人だ。その帽子、タトゥー、態度、そして彼女のバンドである4ノン・ブロンズの大ヒット・シングル“What’s Up”は彼女をアイコンにした。しかし、この曲がチャートを席巻してからの数十年間、ペリーはグラミー賞にノミネートされたソングライター兼プロデューサーとして再出発を果たし、アデル、クリスティーナ・アギレラ、ブランディ・カーライル、マイリー・サイラス、セリーヌ・ディオン、アリアナ・グランデ、アリシア・キーズ、ドリー・パートン、P!NK、グウェン・ステファニー、ウィーザーといったアーティストのヒット曲を次々と生み出し、プロデュースしてきた」
Written By Will Schube
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