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70年代のルー・リードのインタビューをまとめた書籍が出版

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ルー・リードの後期のインタビューをまとめた書籍『My Week Beats Your Year: Encounters With Lou Reed』が2018年8月に出版される。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのアイコンであり、ソロ・スターだった彼は2013年10月に71歳で亡くなった。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの最初の解散後、ルー・リードがソロとして活動していた時代にフォーカスした本書は、1970年当時、シンガー・ソング・ライターとして影響力を放っていた彼の30回にも及ぶインタビューが収められている。

このインタビュー集は、「ひとりのファンがレスター・バングス(ルー・リードと親交のあった音楽評論家)の正典を越えて、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド後のルー・リードの世間的なイメージを構成する、よそよそしくもあり馴れ馴れしくもあり、サボテンのようにとげとげしくもあり水銀のように捕え難くもある彼について深く掘り下げていこうという地道な試み」というキャッチコピーが付いている。

パット・トーマスが編集、マイケル・ヘルスが編纂を手掛けた本書はHat & Beard Pressから2018年8月に出版される。

本書の発表は、2018年4月に出版されたばかりのルー・リードによる未発表の詩集『Do Angels Need Haircuts?』に続くものだった。この詩集は、1970年にルー・リードがヴェルヴェット・アンダーグラウンドを脱退後に、彼の父が経営するロングアイランドの会計事務所で働いていた半年くらいの間に書かれたものだとされ、この詩集には彼の妻、ローリー・アンダーソンによる後書きとルー・リード本人による前書きが掲載。さらに、ルー・リードが1971年にニューヨークの聖マルコ協会で、詩人のアレン・ギンズバーグ曰く、”観客を前に”、詩を朗読した時の録音が付属されている。

この詩集は現在ニューヨーク公立図書館のルー・リード資料室収められている。資料保管人のドン・フレミングはこの記録について「ルー・リードは根っからの物書きで、この頃の彼は音楽を諦めて詩人になろうとしていたんです。彼の朗読については知っていましたが、実際に彼がどんな詩を読んでいたのかに関してはほとんどわかっていなかったので、彼がこのイベントを録音したカセット・テープが保存資料の中から見つかったことにはすごく感激しています」と語っている。

Written By Tim Peacock



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