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映画『ウエスト・サイド・ストーリー』サントラ配信開始。米iTunes Storeで映画公開前にTop10に浮上
スティーブン・スピルバーグ監督による映画『ウエスト・サイド・ストーリー』のサウンドトラックが2021年12月3日に配信となった(日本版CDは2022年2月9日発売)。
映画は全米で12月10日に劇場公開されるが(日本は2022年2月11日公開予定)、12月5日段階で本サントラは米iTunes Storeで第9位を記録しており、映画への期待が感じられる。
最新作『ウエスト・サイド・ストーリー』は、1957年に上演された演出・振付ジェローム・ロビンス、脚本アーサー・ローレンツ、作曲レナード・バーンスタイン、作詞スティーヴン・ソンドハイムの4人によるオリジナルのブロードウェイ・ミュージカルを元に映画化したものとなる。
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今回新作として監督をつとめたスティーブン・スピルバーグは今回配信されたサントラについてこうコメントを寄せている。
「この映画は父に捧げたものです。しかし、母が音楽愛好家であったこと、そして、映画製作の全てを理解したいという私の好奇心から、映画のサウンドトラック・アルバムを小さい頃から集めていたことがそもそもの始まりでした。『ウエスト・サイド・ストーリー』のキャスト・アルバムは、初めて聴いたときから大好きでした。子供の頃は、収録楽曲全曲を暗記して歌うことができましたし、家族全員からうんざりされる程歌っていました。この音楽はまるで私の一部であるかのようですし、ミュージカルのために書かれた最高峰の音楽であると思っています。若い人たちがこの音楽をみつけて、私と同じように夢中になってくれることを心から願っています」
『ウエスト・サイド・ストーリー オリジナル・サウンドトラック』は、映画から21曲を収録。通常のデジタル版とフィジカル版(CDとアナログ盤)の両方で発売されるほか、立体的な音響、迫力のサウンドで映画への没入感を味わうことができるDolby Atmosでのデジタル・リリースも予定されている(Apple Music、Amazon Musicを予定)。CD、アナログ盤ともに、『ウエスト・サイド・ストーリー』のミュージック・コンサルタントである名匠ジョン・ウィリアムズによるライナーノーツも収録される。
映画音楽は、ロサンゼルス・フィルハーモニック、ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団、パリ・オペラ座の音楽監督として知られるグスターボ・ドゥダメルがオーケストラを指揮。演奏はニューヨーク・フィルハーモニック、追加演奏はロサンゼルス・フィルハーモニックが担当しており、100本以上の映画に携わってきた著名なアレンジャーで指揮者でもあるデヴィッド・ニューマンが編曲と一部の曲の指揮を担当している。
指揮を担当したドゥダメルは今回のサントラについてこう語っている。
「『ウエスト・サイド・ストーリー』は、私も含め音楽界の誰にとってもDNAの一部といえる作品です。メロディのひとつひとつがとても自然で、すーっと体の中に澄み渡ります。故バーンスタインとニューヨーク・フィルハーモニックが作り出した名盤に続いて、この名作の新しいチャプターを作っていけることをとてもうれしく思っています」
映画には、アンセル・エルゴート(トニー役)、アリアナ・デボーズ(アニータ役)、デヴィッド・アルヴァレス(ベルナルド役)、マイク・ファイスト(リフ役)、ブライアン・ダーシー・ジェームズ(クラプキ巡査役)、コリー・ストール(シュランク警部補役)、ジョシュ・アンドレス・リベラ(チノ役)に加え、リタ・モレノ(トニーが働く角の店のオーナーであるバレンティーナ役)、レイチェル・ゼグラー(マリア役)が出演。モレノは、史上3人しか達成していないアカデミー賞、エミー賞、グラミー賞、トニー賞、ピーボディ賞の5賞の受賞歴を持つ1人であり、本作のエグゼクティブ・プロデューサーも務めている。
1957年のブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド物語」は、圧倒的なダンスと名曲「Tonight」や「Somewhere」など感動的なナンバーと共に物語が紡がれトニー賞6部門にノミネートされ2部門を受賞、1961年に公開した映画ではアカデミー賞で作品賞を含む10部門を受賞し、ミュージカル映画史に名を残した伝説の作品として今もなお愛され続けている。
Written By uDiscover Team
『ウエスト・サイド・ストーリー オリジナル・サウンドトラック』
配信:2021年12月3日発売
国内盤CD:2022年2月9日発売
CD / iTunes Store / Apple Music / Spotify /Amazon Music / YouTube Music
1. プロローグ / Prologue
2. ラ・ボリンケーニャ(シャークス・ヴァージョン) / La Borinqueña (Sharks Version)
3. ジェット・ソング / Jet Song
4. サムシングズ・カミング / Something’s Coming
5. ダンス・アット・ザ・ジム:ブルース、プロムナード / The Dance at the Gym: Blues, Promenade
6. ダンス・アット・ザ・ジム:マンボ / The Dance at the Gym: Mambo
7. ダンス・アット・ザ・ジム:チャチャ、ミーティング・シーン、ジャンプ / The Dance at the Gym: Cha-Cha, Meeting Scene, Jump
8. マリア / aria
9. トゥナイト / Balcony Scene (Tonight)
10. トランジション・トゥ・スケルツォ/スケルツォ / Transition to Scherzo / Scherzo
11. アメリカ / America
12. ジー、オフィサー・クラプキ / Gee, Officer Krupke
13. ワン・ハンド、ワン・ハート / One Hand, One Heart
14. クール / Cool
15. トゥナイト(クインテット) / Tonight (Quintet)
16. ランブル / The Rumble
17. アイ・フィール・プリティ / I Feel Pretty
18. サムウェア / Somewhere
19. ア・ボーイ・ライク・ザット/アイ・ハブ・ア・ラヴ / A Boy Like That / I Have a Love
20. フィナーレ / Finale
21. エンド・クレジット / End Credits
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』
2022年2月11日公開
スティーブン・スピルバーグ監督が、世界的名作ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」を実写映画化。混沌とした時代の中、偏見と闘いながら、夢を追いかける、“今”を生きた若者たちのラブストーリーを描く、ミュージカル・エンターテインメント
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