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ザ・ウィークエンド、今年最大の週間売上で全米1 位獲得。サンプリングされたエルトン・ジョンも絶賛
ザ・ウィークエンドが、2020年3月20日にリリースした自身4枚目のアルバム『After Hours』が全米アルバム・チャート（Billboard 200）初登場1位を獲得した。2作目の『Beauty Behind The Madness』（2015年）、3作目の『Starboy』（2016年）、そしてEP『My Dear Melancholy,』（2018年）でも全米1位に輝いており、4作連続1位を獲得したこととなる。
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また『After Hours』は2020年最大の週間売上を記録したたことも明らかとなった。アメリカ国内での初週売り上げは44万枚相当、42.2万枚相当を売り上げたBTS（防弾少年団）の『MAP OF The SOUL：7』の記録を塗り替えた。さらにウィークエンド自身の記録をも更新。『After Hours』の初週ストリーミング再生回数は全世界で2億2千万回を突破。アルバムからの先行シングル「Blinding Lights」は全英・全米のシングル・チャート1位を獲得し、リリースから4ヶ月経った今もなおSpotifyのグローバル・チャートでは33日間連続1位を記録している。
ウィークエンドは、アルバム発売直後（72時間後）にリミックスを追加収録したボーナストラック5曲を収録した『After Hours』デラックス版をデジタル・リリースしたが、3月30日には、さらに未発表3曲「Nothing Compares」「Missed You」「Final Lullaby」を新たに追加した、全22曲収録の『After Hours』のデラックス版（オリジナルの14曲、ボーナストラックの5曲、未発表3曲）を配信している。
ザ・ウィークエンドは今回のアルバムの発売についてこう語っている。
「このアルバムを作り始めた時は、世界的なパンデミックに直面している時にリリースされるとは想像もしていませんでした。私はいつも思っています、自分が辛い時は音楽が助けてくれたと。今回の作品が同じように人のためになれば嬉しいです。医療従事者、食料品店の店員やスタッフ、配達員、ファースト・レスポンダーなど、誰もが命をかけて他の人を助けようとしている真のヒーローたちが今、私たちの世界で輝いているのを見るのは素晴らしいことです。このアルバムは彼らのためのものであり、それがもたらすどんな小さな喜びや慰めになれば」
アルバム収録曲「Scared to Love」には、エルトン・ジョンの「Your Song」がサンプリングされているが、エルトン本人はこの楽曲について絶賛しており、先日Apple Musicのゼーン・ロウの番組に出演した際にはこう語っていた。
「私が彼の作品の一部になるなんて、とても驚いています。彼のすることが大好きな人間として、私はとても感激していますし、本当に彼が大好きなんです」
ザ・ウィークエンド『After Hours (Deluxe)』
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