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ザ・ヴァーヴのベスト盤20周年を記念し、初めてLPとして発売
ザ・ヴァーヴ(The Verve)のグレイテスト・ヒッツ・コレクション『This Is Music: The Singles』の発売20周年を記念した初のアナログ盤が2025年1月24日にリリースされる。
リチャード・アシュクロフト(ヴォーカル)、ピート・ソールズベリー(ドラムス)、サイモン・ジョーンズ(ベース)、ニック・マッケイブ(ギター)から成るザ・ヴァーヴのベスト盤は、重量盤ブラック・ヴァイナル2枚組とライトブルー/レッドの限定盤カラー・ヴァイナル2枚組の2種類でリリースされ、先日オープンしたバンドの公式オンラインストアなどで、新たなバンド・グッズと共に予約購入することができる。
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もともと2004年11月にCDのみでリリースされた『This Is Music: The Singles』の20周年を記念したアナログ盤は、トラックリストが一新されている。
新たなトラックリストでは、3作目のアルバム『Urban Hymns』のセッションから抜粋されていたシングルではないトラック「This Could Be My Moment」と「Monte Carlo」の2曲が、2008年の再結成アルバム『Forth』からのシングル「Love is Noise」と「Rather Be」に差し替えられている。
さらに、1992年のセカンド・シングル「She’s A Superstar」は、オリジナルのフルレングス、8分半のフォーマットで収録(もともと収録されていたのは5分のエディット・ヴァージョン)。本作は、そのアルバム・タイトル通り、ザ・ヴァーヴの完全なシングル・コレクションへと生まれ変わっている。
『This Is Music: The Singles』のアナログ盤は、ザ・ヴァーヴがロックの歴史を駆け抜けたその画期的な軌跡を包括的に記録している。初期のシングル「All In The Mind」、「She’s A Superstar」、「Gravity Grave」、「Blue」、「Slide Away」は、いずれも全英インディペンデント・チャートで1位に輝き、ランカシャー州ウィガン出身のバンドをイギリスで最も注目されるグループのひとつに押し上げた。
1995年のアルバム『A Northern Soul』では、バンドがさらに音楽性を進化させ、3つの印象的なシングル、「This Is Music」「On Your Own」、そして、ストリングス編曲者ウィル・マローンとの初のコラボレーション作品で、バンドの1度目の解散後にリリースされたファンに愛される「History」を世に送り出した。
バンドは、ギタリスト兼キーボード奏者のサイモン・トンを加え、1997年に再結成を果たし、世界的ヒット曲 「Bitter Sweet Symphony」を含む、リチャード・アシュクロフトが作曲した見事なほど完成度の高いアンセム曲を中心に構成したアルバム『Urban Hymns』で大成功を収め、商業的ピークを迎えた。
Written By Will Schube
ザ・ヴァーヴ『This Is Music: The Singles』
2025年1月24日発売
カラー2LP/ ブラック2LP
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