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テンプテーションズがデビュー60周年を記念した新作『TEMPTATIONS 60』を2022年1月28日発売

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Temptations photo: Scott Leon

テンプテーションズ(The Temptations)が、デビュー60周年を記念した待望のニュー・アルバム『TEMPTATIONS 60』を2022年1月28日にリリースすることを発表した。

この新作アルバムは、モータウンのスーパースターであり、テンプテーションズの長年のコラボレーターとしても知られるスモーキー・ロビンソンが作曲・プロデュース・ヴォーカルでも参加している先行曲「Is It Gonna Be Yes Or No」をはじめ、モダンかつクラシックな雰囲気とサウンドを併せ持つほぼオリジナル楽曲のみで構成されている。

10月30日に80歳の誕生日を迎えたグループの創設メンバーで、本作のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるオーティス・ウィリアムズは、こう述べている。

「私たちのニュー・アルバムには、私たちのレガシー、音楽への愛、そして私たちの音楽を通して人々を元気づけ、団結してもらいたいという希望が込められています。そして何よりも、ファンの皆様に楽しんでいただき、世界中の家族や友人たちと共有していただけたらと思っています。このアルバムは、過去、現在、未来のすべてのファンに向けた、私たちの心からの感謝の贈り物です」

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Is It Gonna Be Yes Or No

ニュー・アルバム『TEMPTATIONS 60』には、他にも1994年にリリースされたテンプテーションズの40年に及ぶキャリアを網羅したボックス・セット『Emperors of Soul』の制作メンバーがプロデュースを手掛けた楽曲が収録されている他、現行テンプテーションズのラインナップに加え、彼らの比類なき歴史の中で重要な役割を担っていたもう一人のプロデューサー兼コラボレーターであるナラダ・マイケル・ウォルデンも参加している。

テンプテーションズが(現時点で)最後にプラチナ・ディスクを獲得した1998年のアルバム『Phoenix Rising』を手掛け、これまでにプロデューサーとして数々のグラミー賞を受賞してきたナラダ・マイケル・ウォルデンは、新作に収録される新曲「When We Were Kings」の監修を担当。今月リリースされたばかりのこの新曲は、テンプテーションズのこれまでのレガシーを総括する内容で、グループに在籍した過去のメンバーの名前が多数引用されている。一方、「Breaking My Back」は、彼らの往年のサウンドを彷彿とさせる新たなラヴソングだ。

When We Were Kings

今回のアルバムは、これまでのグループの伝統に則り、ラヴソングと話題性のある楽曲を組み合わせた作品となっており、オーティス・ウィリアムズは、デニス・ネルソン、トーマス・TC・キャンベルらと共に、美しいハーモニーが印象的なバラード曲「Calling Out Your Name」、アップテンポな「You Don’t Know Your Woman」や「How Do You Spell Love」など、全12曲のうち5曲をプロデュース。

さらに、彼らが共同プロデュースが手掛けたもう一つのハイライト楽曲は、テンプテーションズの前身であるオーティス・ウィリアムズ&ザ・ディスタンツが1959年に初めてレコーディングした「Come On」のアップデート・ヴァージョンだ。同曲には、グループの歴史を物語る特別なモノローグが収録されている。

加えて、1983年にテンプテーションに加入し、長年にわたりグループのリード・ヴォーカル、ソングライターとして活躍してきたロン・タイソンは、21世紀版「Ball of Confusion」(1970年のヒット曲)と評され、現代社会が抱える問題について訴えるパワフルなメッセージ・ソング「Time For The People」と、南国の雰囲気を漂わせるラヴソング「I Want It Right Now」の2曲をトーマス・TC・キャンベルと共同プロデュースしている。

Time For The People

また、グループの前作で、高く評価された2018年のアルバム『All The Time』をプロデュースしたデイヴ・ダーリングは、カリフォルニア州ハリウッドを拠点とする現代のR&Bバンド、ヴィンテージ・トラブルの楽曲「My Whole World Stopped Without You」のカバーを監修。

このニュー・アルバムは、ニューヨーク州クイーンズを拠点とするヒップホップ・アーティスト、K・スパークスをフィーチャーした、ユニークで現代的な「Let it Reign」で幕を開ける。この曲は、1969年に発表されたサイケデリック期のテンプテーション作品『Cloud Nine』がサウンド面で踏襲されており、ヒップホップ、スムース・ジャズ、そして彼らの深いソウルフルな要素を取り入れ、改革と実験を恐れず進化を遂げてきた彼らの大胆な最新サウンドを象徴する1曲となっている。

Written By Paul Sexton



テンプテーションズ『TEMPTATIONS 60』
2022年1月28日配信
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